2人の世界旅 日々の記録

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リトアニア>2007年06月18日(Mon)
ヴィリニュス→ニダ
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■世界遺産のニダ
もしよろしければ、リトアニアの地図をご覧ください。
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西のバルト海沿いには、大きな砂州(サロマ湖みたいなもの)があります。ここはロシアの飛び地である「カリーニングラード」とリトアニアが共有しているところで、世界遺産に登録されているところです。

「ヨーロッパは、是非いろんな世界遺産を見てみたい」というあづさの希望と、その奇異な地理的要素に興味をもつ和人の希望と重なり、私たちは首都ヴィリニュスVilniusの世界遺産の次のお目当てを、悩んだ結果ではありますがニダ(英:Nida、リ:Nidos)行きに決めました(一応、シャウレイSiauliaiに行くかトラカイTrakaiに行くかもぎりぎりまで考えていました)。

朝7時にヴィリニュスを出たバスは6時間もかけて西岸の街クライペダKlaipedaに到着します。バスごと乗せたフェリーに数分乗ると、そこは大きな砂州の世界。木々が生える根元も砂地で、なんかわくわくしてきます。

ロシアとの国境の町ニダに到着~。ここはクロニアンスピット国立公園Curonian Spit N.P.。今日はお天気もいいので、2人の世界旅初めてのテント泊にはぴったりです(^.^) 素敵なキャンプサイトがあるので、私たちはうきうきとテントを張り、そして、海岸の砂丘デートにでかけました。

世界遺産ニダ

ニダの砂丘に登り、裸足でキュッキュッと砂を踏みしめます。
ヨットがゆったりと浮かぶ海には、蜃気楼。
砂州を遠くまで眺めると、ロシアとの国境。

ここはリトアニアのリゾート地で、キャンピングカーからテーブルセットを出してビールや読書を楽しむおじさま達もいっぱい。おばさんがね、キャンピングカーから鉢植えのバジルを出して、キャンプ料理にちょんちょんとトッピングする様子が、とっても素敵!と思いました^^

私たちは砂丘ランチのあと、砂丘歩きや海辺でのお昼寝をし、リトアニアで3つめの世界遺産を、熱い陽射しや海の匂いと共にゆっくりと過ごしました。

テント泊も、楽しく、良い一日でした。

ニダ、大好き!
本日の旅
行動 :ニダへ移動、世界遺産ニダ観光
朝食 :ねぎ入りスープ、ラズベリーティー/宿
昼食 :パン、チーズ、水/世界遺産の砂丘の上
夕食 :Picos Kaimiska Rustica(ピッツォスカイミシュカルスティカ、ピクルスオニオントマトソースベーコンチーズのロシア風ピザ)、Koldnai sugrybais(コルドネスグリビス、マッシュルームみじん切りソテーを河で包んでフライにしたものを生クリーム仕立てのマッシュルームソースにつけていただく)、Saltibarsciai(シャルティバルシェ、不透明ピンクのきゅうりビーツゆで卵の冷製さっぱりスープサワークリーム乗せ)、Alus(アルース、ビールのこと。今回は美味しいSvyturysシュヴィトゥリース)/ニダの海辺レストラン
宿泊 :ニドスキャンピンガスNidos Kempingas
http://www.kempingas.lt

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旅情報
1リタス=48円

*ヴィリニュスからニダへの主な行き方は2つ。私たちは直行バスを選択。
1)ヴィリニュス→ニダへの直行バス(1日1便朝7時発)
2)ヴィリニュス→クライペダまでバス(多数)または列車(1日数便)。クライペダからフェリー乗り場まで市バス、フェリー数分、そして再びバス。

*ニダは徒歩散策ができる小さなところだけど、いろいろ歩くとそれなりの距離になるので、貸し自転車も便利(1時間5リタス)。値段は不明だが貸しセグウェイ(笑)もあって、なんか、イイ^^