2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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レバノン>2009年03月26日(Thu)
ベイルート
:: 旅686日め : 世界旅102ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ121ヶ国め ::

■旅準備、旅計画
昨日は恵美ちゃん(仮称)がチェックアウトしてトリポリへ旅立たれていきました。4人で泊まった4人ドミは、幸い新たな客が入らず、私たちと峰川さん(仮称)の、気のおけない3人でのんびりと占有できています。

昨夜はワインを飲んでほろ酔いだし、雪の降るバールベックが寒くてちょっと風邪がぶり返してきたし、この宿無線ランが入るから仕事も調べ物も進むし、ロックアウト(日中の客のしめ出し)もない・・・。それはもう、「今日は部屋にいていいのよ」という神のお告げのようなもんです。「ホントか?」と突っ込まれそうですが、そういう解釈をしておくことにしましょう(笑)。

でも、いろいろとこの先の旅について調べるのはいいもんで、ネットを見ているうちに、レバノンの次の次に訪問を予定しているイスラエルでは、訪問予定時期が「Passover」と重なることを知ることができました。・・・最初は「パスオーバーって何じゃらほい」という状態だったので、それもネットを使って調べることができました。パスオーバーについてはイスラエルの日記に登場すると思うので、今は詳しいことは割愛しますが、つまりはユダヤ人にとって大事な大事な祝日です。パスオーバーの日はトランスポートの確保が難しいということも分かり、私たちはパスオーバーの日に移動しないよう、ヨルダンとイスラエルの旅日程を作り直すことができたんです。これは今日の一番の収穫だったと思います。

そうそう、イスラエルといえば、アラブ人とユダヤ人の確執の地。今までアラブの人々とは多く接してきただけに、イスラエルではユダヤ人の家にホームステイをし、彼らの視線から見たイスラエルを感じてこようと思います。そういった連絡のやりとりも進めることができ、いよいよ、聖なる国の旅の楽しみが増してきました。

夜は、峰川さんと3人で、再びレバノン料理を食べに行きました。国際報道関係の仕事に長く従事してきた彼の話は、とってもためになりました。知識に芯のある人って、いいですよね。内輪ですが和人もそうだと、あづさは思っています。彼も同様に私をそう思ってくれていると嬉しいのですが、さてその答えは未だ聞いていません(^^ゞ

昨日まで一緒だった恵美ちゃんも中東情勢の専門知識があって、もっと会話していたかったのが本音です。とにかく今回集った4人組は、出会いは偶然も偶然だったのですが、なかなかナイスな組み合わせだったのではないでしょうか。

峰川さんは、この旅行が私たちの新婚旅行ということで、食後のデザートをごちそうしてくれました。そんなことも含め、このレバノンの旅を作ってくれた2人には、今も心から感謝しています。

写真は4人一緒の街歩きでも見た、昼も夜も美しいベイルートのモスク。

ベイルートのモスク

私たちは、明日からはまた2人きり。2度目のシリアの旅に出ます。
本日の旅
行動 :旅準備、旅計画
朝食 :なし(朝昼合同)
昼食 :ホブス(アラブの薄パン)、カフワ(アラビックコーヒー)、ホンモス(ヒヨコマメとタヒーニ(ゴマペースト)とにんにくレモンのペースト)/宿
夕食 :Moutabale(ムタバル、焼きなすの皮を剥いでタヒーニやにんにくレモンでピューレにしたもの)、Kebee arnabie + riz(中が空洞のミートボールをタヒーニ(ゴマペースト)牛肉オニオンレモンでクリーム煮にしたものをごはんにかけたもの)、Salad(ベビーリーフビーツきゅうりトマトのガーリックプレス入りドレッシングサラダ)、coru grec + viande + riz(オクラ肉トマトシチューをごはんにかけたもの)、custard(バニラウォーター入りカスタードプディング)、Custard au chocolat(チョコレート入りカスタードプディング)、Jelee(チェリーのゼリーに角切りリンゴ入り)、ロゼワイン、オリーブ、ホブス/ベイルートのレストラン
宿泊 :ホテルタラルHOTEL TALAL

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旅情報
1ポンド=0.0661円

*ベイルートおすすめのレバノン料理店
実は今回ご一緒した峰川さん、レストランリサーチもご趣味。ベイルートのガイドブック記載のレストランをくまなく回った結果、コストと味の両面から、「ル・シェフ」が最優秀という結果になったそうです。このレストランは、実に今回の短いベイルート滞在中2回も足を運びました。紹介文は地球の歩き方にもLonely Planet(Middle East版以外未確認)に載っていますので、是非ご参考ください。