イスラエル&パレスチナの週末移動
ユダヤ教の週末は土曜日。この国の土曜日は公共交通機関が止まってしまうので要注意。ただし一日は日没から始まるので、金曜の日没時から、土曜の日没時までが実際にストップする期間。土曜の夜には交通機関は復活する。ただし、アラブの休日は金曜なので、アラビックバスなら土曜も走っている。ちなみに一部私営のミニバスはユダヤ人地区を土曜日でも走っているが休日料金で高かった。
土曜日はパレスチナに行こう!
土曜日はパレスチナに行こう!
パレスチナ
パレスチナは、西サハラ(サハラ・アラブ民主共和国)と並んで、数多くの国家から国家として承認を得ている地域。ISO=国際標準化機構の「ISO3166-1」に「country」として国コードが規定されている場所だが、これまでは個人的な基準による訪問国数にはカウントしてこなかった。今回再訪し、将来的な独立は遠のいたなぁというのが実感であるが、“諸事情”によりISO基準を重視し、訪問国数にカウントすることに変更する。
というわけで、訪問国数はこれで218かな? 新たな国を訪問していないのに増やすのは本意ではないが、ま、西サハラの時もやったし(笑)
というわけで、訪問国数はこれで218かな? 新たな国を訪問していないのに増やすのは本意ではないが、ま、西サハラの時もやったし(笑)
レバノンでの両替
シリアとは一転し、国境にも街にも両替商多数あり。バールベックのような小さな町でも両替可能でATMのある銀行が複数ある。
しかも、両替せずとも米ドルが第2通貨のごとく流通し、1US$=1500レバノンポンドの計算でどこでも受け取ってくれる。ただし、バールベック遺跡の切符売り場のみ1$=1300ポンドだと主張し、ドル払いは損だった。
ちなみにチェックした両替商のレートは、1USD→1502ポンドだった。500ポンド以下は切り捨てとなるので、米ドル現金を持っているならポンドに両替をしておく意味はさしてない。(100USD→150200ポンド、切り捨てで15万ポンドしかもらえない)
しかも、両替せずとも米ドルが第2通貨のごとく流通し、1US$=1500レバノンポンドの計算でどこでも受け取ってくれる。ただし、バールベック遺跡の切符売り場のみ1$=1300ポンドだと主張し、ドル払いは損だった。
ちなみにチェックした両替商のレートは、1USD→1502ポンドだった。500ポンド以下は切り捨てとなるので、米ドル現金を持っているならポンドに両替をしておく意味はさしてない。(100USD→150200ポンド、切り捨てで15万ポンドしかもらえない)
シリアでの両替
両替できる場所が少なくてかなーり不便に思った。
以前は大幅なブラックマーケットがあったので、店を構えた両替商などなく、銀行で公定の両替をする人はほとんどいなかった。その名残であろう、周辺国に比べ両替できる場所があまりに少ないのだ。昔のように商店で頼むことも出来るが、レートは公定レートよりもかなり悪いので、せっぱ詰まらない限りやる気にはならない。ATMの普及は急速に進んでいるようだが、それでもまだまだ設置している場所は少ない。
陸路国境で出国税をシリアポンドで徴収するシステムにしたのにもかかわらず、国境に両替所を作らないのはどういう了見なのか。はっきり言って困った。
*最初の入国時:国境でも最初の町テルアビアドでも両替できず、シリア第2の都市アレッポまでの交通費は親切な人に頼み込んでドルを替えてもらった
*アレッポ:ガイドブックを頼りに市に3ヶ所というATMを探し歩き、やっと現金入手
*最初の出国時:国境で出国税分を持っておらず、手続き出来ず。ミニバスのドライバーが仕方なくドルを替えてくれた
*パルミラ:唯一の公式両替が出来るという銀行は週末で休み。ホテルで悪レートで替えざるを得ず
*ダマスカス:ATMは多いが、非稼動のものが多く、3ヶ所目でやっと成功
以前は大幅なブラックマーケットがあったので、店を構えた両替商などなく、銀行で公定の両替をする人はほとんどいなかった。その名残であろう、周辺国に比べ両替できる場所があまりに少ないのだ。昔のように商店で頼むことも出来るが、レートは公定レートよりもかなり悪いので、せっぱ詰まらない限りやる気にはならない。ATMの普及は急速に進んでいるようだが、それでもまだまだ設置している場所は少ない。
陸路国境で出国税をシリアポンドで徴収するシステムにしたのにもかかわらず、国境に両替所を作らないのはどういう了見なのか。はっきり言って困った。
*最初の入国時:国境でも最初の町テルアビアドでも両替できず、シリア第2の都市アレッポまでの交通費は親切な人に頼み込んでドルを替えてもらった
*アレッポ:ガイドブックを頼りに市に3ヶ所というATMを探し歩き、やっと現金入手
*最初の出国時:国境で出国税分を持っておらず、手続き出来ず。ミニバスのドライバーが仕方なくドルを替えてくれた
*パルミラ:唯一の公式両替が出来るという銀行は週末で休み。ホテルで悪レートで替えざるを得ず
*ダマスカス:ATMは多いが、非稼動のものが多く、3ヶ所目でやっと成功
シリア・バスターミナルの移転
ダマスカス
南、北両ターミナルとも移転。
北方面のターミナルは、以前のHarastaよりも北に移転し、Pullman(ブルマン)ターミナルと呼ばれている。ここは大型バスのみ。ミニバスはもう少し南。
南方面+レバノン方面のターミナルは、街の南外れのまだ南に移転。大型もミニバスも同じ場所(大型バスのターミナルはミニバスターミナルを横切った奥で入口からはミニバスターミナルに見える)。ソマリアターミナルと呼ばれている。
アレッポ
トルコ方面行きは以前のままだが、シリア内各地へのメインターミナルは、街の南外れに移転。元のハナノガレージよりミニバスで10£。
南、北両ターミナルとも移転。
北方面のターミナルは、以前のHarastaよりも北に移転し、Pullman(ブルマン)ターミナルと呼ばれている。ここは大型バスのみ。ミニバスはもう少し南。
南方面+レバノン方面のターミナルは、街の南外れのまだ南に移転。大型もミニバスも同じ場所(大型バスのターミナルはミニバスターミナルを横切った奥で入口からはミニバスターミナルに見える)。ソマリアターミナルと呼ばれている。
アレッポ
トルコ方面行きは以前のままだが、シリア内各地へのメインターミナルは、街の南外れに移転。元のハナノガレージよりミニバスで10£。
イラク・クルディスタン地域について
イラク、トルコ、イラン、シリアなどの国境地帯に住むクルド人は国を持たない民族では、もっとも人口が多い民族の一つとされている。トルコでは独立運動が今も活発で、クルド人地域は今も緊張している。イラクのクルド人地域もキルクークやモスルは緊張しているが、ドホーク、アルビル、スレイマニアの3県は、イラク・クルディスタン地域として自治政府を持ち、現在は比較的安定している。
今回滞在したのはこのイラク・クルディスタン地域。
ちなみにクルド人にとって、一般的なクルディスタンはアルメニアから地中海に至る広大な地域を指している。
今回滞在したのはこのイラク・クルディスタン地域。
ちなみにクルド人にとって、一般的なクルディスタンはアルメニアから地中海に至る広大な地域を指している。
アルメニアでオペラ
首都エレバンの中心にオペラハウスがあり、すぐその近くに泊まっていたので、オペラを見に行った。
演目によって料金が違うと思われるが、行った時は一番安い席で1000ドラム(約300円)と格安。良い席はもちろん高い。目の前の人が切符2枚に10万ドラム以上払っていてびびった。
ちなみに1年半前にモスクワのボリショイ劇場で見た時は格安席にしなかったこともあるが、今回のほぼ10倍を支払っている。
演目によって料金が違うと思われるが、行った時は一番安い席で1000ドラム(約300円)と格安。良い席はもちろん高い。目の前の人が切符2枚に10万ドラム以上払っていてびびった。
ちなみに1年半前にモスクワのボリショイ劇場で見た時は格安席にしなかったこともあるが、今回のほぼ10倍を支払っている。
アゼルバイジャンでの両替
イランからの入国時、イラン側には両替商がいたが、アゼル側にはいなかった。アゼルバイジャンに入る前にイランリアルは処理をしておかないと困りそう。バスの相客が困って、イランに戻るはずのドライバーに相談したがダメ。バクーの街でもイランリアルを扱っている両替商は見なかった。
バクーにはATMがたくさんあるが、国際カードを使えないものが多い。あってもマスターカードのみでVISAはダメというのが多い。結局、新市街の繁華街にはたくさんあったが、VISA可能なATMを最初に見つけたのは入国3日後。
両替商はドル、ユーロ、ルーブルの現金のみ扱っている。駅近くでベストのレートを出している店は2件とも騙しだった。極端にレートを良い店は避けたほうが無難である。
バクーにはATMがたくさんあるが、国際カードを使えないものが多い。あってもマスターカードのみでVISAはダメというのが多い。結局、新市街の繁華街にはたくさんあったが、VISA可能なATMを最初に見つけたのは入国3日後。
両替商はドル、ユーロ、ルーブルの現金のみ扱っている。駅近くでベストのレートを出している店は2件とも騙しだった。極端にレートを良い店は避けたほうが無難である。