ペルーからボリビアへの道
ツーリストが主に使うのは2つのチチカカ湖ルート。人気があるのは国際バスもあるユングーヨルートだが、今回は速くて安いといわれるデサガデロルートを使った。
デサガデロの国境はチチカカ湖から流れ出る川で、橋が架かっている。荷車などでごった返しているが、車は通っていないようだった。
プーノからデサガデロへはバスで約3時間、7ソル(230円)。夕方着いた時にはしけた国境だなぁと思っていたが、1泊した翌朝、外を見てびっくり。イミグレーションが長蛇の列なのだ。人が多いので当然屋台もたくさん出ており、非常ににぎやかな国境の様相を見せていた。イミグレーションの開くのが朝8時。9時半頃に先頭近くの人に何時から並んでいたかを尋ねたら、5時! 夜行バスがペルー各地から到着するので、列が長くなるのか・・・。10時頃、列の中心近くの人に聞いたら8時から並んでいるという。列の進み方からして、彼らは5時から並んだ人よりも最終的には長く並んだに違いない。並ぶ気がせず、宿(部屋から列が見える!)で昼過ぎまでのんびり。午後になると列が見る見る短くなりだした。といっても2時頃から並んだ我々も1時間並び、やっと出国スタンプを得た。
短い橋を歩いて渡り、ボリビア入国。ここはほとんど並ぶことはなし。日本人は30日が得られる最長の滞在期間のはずが、90日の許可がもらえた。国境からラパスへのバス(12B,400円)やミニバス(15B,500円)、乗り合いタクシーなどが出ている。3分の1ほどの距離にあるティワナクで途中下車する場合にもラパスまでの料金が必要。
宿は両側にあるが、ペルー側の方が多くて良さそうだった。両替商はペルー側イミグレーション近くにずらりと並んでおり、レートも非常に良い。ただし、イミグレーション出口付近の人々はレートが少々悪い。以前は荷物検査で所持金を抜くなどの悪評が高い国境だったが、そのような気配は一切なかった。
デサガデロの国境はチチカカ湖から流れ出る川で、橋が架かっている。荷車などでごった返しているが、車は通っていないようだった。
プーノからデサガデロへはバスで約3時間、7ソル(230円)。夕方着いた時にはしけた国境だなぁと思っていたが、1泊した翌朝、外を見てびっくり。イミグレーションが長蛇の列なのだ。人が多いので当然屋台もたくさん出ており、非常ににぎやかな国境の様相を見せていた。イミグレーションの開くのが朝8時。9時半頃に先頭近くの人に何時から並んでいたかを尋ねたら、5時! 夜行バスがペルー各地から到着するので、列が長くなるのか・・・。10時頃、列の中心近くの人に聞いたら8時から並んでいるという。列の進み方からして、彼らは5時から並んだ人よりも最終的には長く並んだに違いない。並ぶ気がせず、宿(部屋から列が見える!)で昼過ぎまでのんびり。午後になると列が見る見る短くなりだした。といっても2時頃から並んだ我々も1時間並び、やっと出国スタンプを得た。
短い橋を歩いて渡り、ボリビア入国。ここはほとんど並ぶことはなし。日本人は30日が得られる最長の滞在期間のはずが、90日の許可がもらえた。国境からラパスへのバス(12B,400円)やミニバス(15B,500円)、乗り合いタクシーなどが出ている。3分の1ほどの距離にあるティワナクで途中下車する場合にもラパスまでの料金が必要。
宿は両側にあるが、ペルー側の方が多くて良さそうだった。両替商はペルー側イミグレーション近くにずらりと並んでおり、レートも非常に良い。ただし、イミグレーション出口付近の人々はレートが少々悪い。以前は荷物検査で所持金を抜くなどの悪評が高い国境だったが、そのような気配は一切なかった。
Now in デサガデロ、ペルー
チチカカ湖畔にあるデサガデロに来ました。ボリビア国境とチチカカ湖が見える眺めの良いホテルにてメモを書いています。
長かったペルーも今日でおしまい、明日からはボリビア。
ペルーは本当に旅しやすい国となっており、ビックリしました。日本人だからでしょうが、各地でフジモリ元大統領の功績を言われ、ちょっと嬉しい気分。今の治安が保たれれば、過去の危険なイメージが払拭され、南米1の観光国となること請け合いです。
長かったペルーも今日でおしまい、明日からはボリビア。
ペルーは本当に旅しやすい国となっており、ビックリしました。日本人だからでしょうが、各地でフジモリ元大統領の功績を言われ、ちょっと嬉しい気分。今の治安が保たれれば、過去の危険なイメージが払拭され、南米1の観光国となること請け合いです。
プーノからのチチカカ湖の島へ
ペルーのプーノからウロス、タキーレ、アマンタニ等の島々へ行くツアーが人気だが、いずれも自力で行くことが可能。自力といっても船はツーリスト用の観光船で、ツアーのようなものだが、切符は港で買える。旅行社が出しているツアーとの違いはガイドの有無らしい。
ウロスへは船10ソル(1ソル=約33円)、他に5ソルの観光料が必要。普通は2-3島(ウロスは小さな島の集合体で島数は約70)程度に30分づつ滞在し、総計2-3時間。朝7時頃から夕方まで人数が集まり次第出る。長く滞在したければ、朝の船で行って、夕方の船で戻ったり、宿泊して後日戻ったりも可能。船代、観光料は長く居ても同じ。宿は1人15ソル~。1泊2食付で30ソル~。
タキーレへは船20ソル。往路に約30分のウロス観光があり、その入場料5ソルとタキーレの入場料5ソルが必要。タキーレはウロスよりもずっと遠いので、朝早い船(7時半頃)しかなく、帰りは17時頃。それでも現地滞在が2-3時間となる。大きな島なので最低1泊はお勧め。宿はウロスよりもかなり安いらしい。
アマンタニ島は考えていなかったので詳しく聞いていないが、タキーレと時間料金は同じらしい。
ウロスへは船10ソル(1ソル=約33円)、他に5ソルの観光料が必要。普通は2-3島(ウロスは小さな島の集合体で島数は約70)程度に30分づつ滞在し、総計2-3時間。朝7時頃から夕方まで人数が集まり次第出る。長く滞在したければ、朝の船で行って、夕方の船で戻ったり、宿泊して後日戻ったりも可能。船代、観光料は長く居ても同じ。宿は1人15ソル~。1泊2食付で30ソル~。
タキーレへは船20ソル。往路に約30分のウロス観光があり、その入場料5ソルとタキーレの入場料5ソルが必要。タキーレはウロスよりもずっと遠いので、朝早い船(7時半頃)しかなく、帰りは17時頃。それでも現地滞在が2-3時間となる。大きな島なので最低1泊はお勧め。宿はウロスよりもかなり安いらしい。
アマンタニ島は考えていなかったので詳しく聞いていないが、タキーレと時間料金は同じらしい。
136クスコ市街
ペルー南部のアンデス地帯にあるインカ帝国の首都だった街。
首都リマからバスで20~27時間。飛行機も毎日たくさん飛んでいて111US$より。
国際空港なのでラパスなどにもフライトあり。バスはプーノ、ラパス、アレキパ、ナスカなどにもある。列車がプーノとマチュピチュに出ている。
首都リマからバスで20~27時間。飛行機も毎日たくさん飛んでいて111US$より。
国際空港なのでラパスなどにもフライトあり。バスはプーノ、ラパス、アレキパ、ナスカなどにもある。列車がプーノとマチュピチュに出ている。
135ナスカとフマナ平原の地上絵
ペルー南部の海岸地帯にある広大な地上絵。
リマからナスカ市までバスで約7時間。巨大な絵で地上からは良く見えないので普通はセスナに乗って観光する。現在の相場は45US$で、どこで申し込んでもほぼ同じ。街で申し込めば空港までの送迎が付く。40US$と言ってくる客引きもいたが、よく話を聞くと少し大きめの飛行機で、3人掛け席の真ん中らしい。他に空港税が20ソル(700円)必要。
ナスカの北約20キロに鉄塔が建っており、この上から地上絵が2つ見られる。入場料1ソル。そこから約1キロ南に行くと丘があり、そこからは直線だけだがたくさん見える。どちらもパンアメリカンハイウェイ上なので、リマ発ナスカ行きのバスが通る。我々は鉄塔で途中下車し、丘まで歩き、街まではヒッチハイク。バスが停まってくれれば2ソルで街に戻れるらしい。
リマからナスカ市までバスで約7時間。巨大な絵で地上からは良く見えないので普通はセスナに乗って観光する。現在の相場は45US$で、どこで申し込んでもほぼ同じ。街で申し込めば空港までの送迎が付く。40US$と言ってくる客引きもいたが、よく話を聞くと少し大きめの飛行機で、3人掛け席の真ん中らしい。他に空港税が20ソル(700円)必要。
ナスカの北約20キロに鉄塔が建っており、この上から地上絵が2つ見られる。入場料1ソル。そこから約1キロ南に行くと丘があり、そこからは直線だけだがたくさん見える。どちらもパンアメリカンハイウェイ上なので、リマ発ナスカ行きのバスが通る。我々は鉄塔で途中下車し、丘まで歩き、街まではヒッチハイク。バスが停まってくれれば2ソルで街に戻れるらしい。
天野博物館
ペルーの首都リマにあるお勧めの私立博物館です。電話での予約(441-2909)が必要だが、日本語で案内をしてくれる。展示物の質が驚くほど素晴らしく、考古学ファン必見。普通は約1時間で案内が終わるそうだが、色々質問し2時間近くも案内してもらってしまいました。
初めてペルーを訪れた20年前はぜひ訪れようと思っていたのに、リマ旧市街のあまりの殺伐とした雰囲気が嫌になり、半日で他都市に移動し、訪問せず。2度目に来た時はペルー全体の治安が問題視されており、ほとんどのツーリストがペルーを避けていた時期なので、やはりリマでは時間を割けず。20年越し夢がかない、うれしかった。
初めてペルーを訪れた20年前はぜひ訪れようと思っていたのに、リマ旧市街のあまりの殺伐とした雰囲気が嫌になり、半日で他都市に移動し、訪問せず。2度目に来た時はペルー全体の治安が問題視されており、ほとんどのツーリストがペルーを避けていた時期なので、やはりリマでは時間を割けず。20年越し夢がかない、うれしかった。
134リマ歴史地区
ペルーの首都リマの中心部。
昔来た時はあまりにも治安が悪そうで、落ち着いて観光できなかったが、今は警官だらけで安心して歩けそう。日没後もにぎやかでした。
昔来た時はあまりにも治安が悪そうで、落ち着いて観光できなかったが、今は警官だらけで安心して歩けそう。日没後もにぎやかでした。
133宗教都市カラル=スペ
ペルー中部の海岸近くにある古代都市遺跡で発掘調査は1990年代になってから着手された遺跡だが、これまでの定説を大きく覆す約5000年前の遺跡であることが判明した。ここは4大文明に匹敵する年代の文明であり、これからは5大文明として有名になっていくものと思われる。
リマの北バスで約4時間(330円)にあるスペから乗り合いタクシー(4ソル、130円)でカラル村まで約30分。そこから3キロ。最初の1キロはタクシーでも行ける(言い値5ソル)。ただし現在遺跡入口までの道を造っているようで、4輪駆動車やトラックは遺跡入口まで入れ、大きな駐車場も完成している。
リマの北バスで約4時間(330円)にあるスペから乗り合いタクシー(4ソル、130円)でカラル村まで約30分。そこから3キロ。最初の1キロはタクシーでも行ける(言い値5ソル)。ただし現在遺跡入口までの道を造っているようで、4輪駆動車やトラックは遺跡入口まで入れ、大きな駐車場も完成している。