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2016 北東アジア周遊

中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
日記:2016年07月24日(Sun)

Day3 長春

 出発前の準部段階から寝不足が続いていたが、私は早起きが習慣づいてしまったので今日も4時(日本時間5時)に起きてしまう。やっと気分的にも時間的にも落ち着いたので、今回の旅の日記を書き始めることにする。初日分は移動だけなのですぐに出来たが、昨日は観光を目いっぱいしており、昨日分を完成させるだけですごく時間がかかる。それでもなんとか出かける前に前日分までは完成させた。
 10時になってやっと朝食に出かける。昨日昼の店で、地三鮮という東北名物料理だ。
16/07/24 11:17:58
 そして駅の南側まで歩いてから市バスに乗って、昨日歩いた最終地点の先にある建国忠霊廟を訪れる。満州国に殉じた英霊を祀った宗教施設、慰霊施設だった場所だ。今もたくさんの建物が敷地の中に見えるが、放置されて荒れた状態になっている。
16/07/24 12:32:52
 案内板などなく、正面がどこか分からない。最初は裏から見ていたようだが、正面には立派な門が残っていた。
16/07/24 12:43:14
 また市バスに乗って今度は中東市場を訪れる。長春最大の市場で本当に何でも売っている感じだ。しかし、何棟にも分かれた新しい建物に入った広大な市場であり、初めて行くとどこに何があるかさっぱり分からない。
16/07/24 14:02:16
 やっぱり楽しいのは食料品コーナーだ。
16/07/24 14:22:46
 フードコートで冷麺を食べる。
16/07/24 14:53:56
 再びバスに乗って、長春観光のハイライトとされる満州国皇宮を訪れる。広大な敷地であり、近衛兵の宿舎などたくさんの建物が残っている。
16/07/24 16:52:30
 勤民楼は、皇帝溥儀が溥儀が公務を執り、各種の典礼を行った場所。
16/07/24 17:07:28
 緝煕楼は、皇帝溥儀と皇后婉容の住居で、日常生活を過ごしていた場所。この一角に皇帝溥儀を監視する役目であった日本将校の執務室もあった。
16/07/24 17:16:20
 皇宮だけで時間をとってしまい、17時20分の閉館時間となる。
 帰り道、近くの市場に立ち寄る。商店は17時半ですでに閉まっていたが、食料品の露店は賑やかで楽しい。
16/07/24 18:40:00
 ホテル近くまで戻って夕食をとる予定だったが、野外飲み屋の雰囲気や串焼きの匂いに誘われてしまった。
16/07/24 19:08:16
 一品が結構多く、ヒマワリの種と枝豆の突き出しなどもあり、お腹いっぱいに。手前の串にささっているのは蚕のさなぎ。市場で見かけて何だろうと思っていたので何かも分からずに注文したもの。不味くはないがさほどおいしくもない。しかし、名物のようでみんな注文していた。
16/07/24 19:39:28
 夜道と歩いていたら旧横浜銀行の建物があった。歩いているとぽつぽつ満州国時代の建物に遭遇するのだ。
16/07/24 21:08:38
 露店で珍しく少数民族の服を着たおばさんがいた。雰囲気的には南方からの出稼ぎか。
16/07/24 21:15:22
 のんびりした日のつもりで遅く出かけたはずが、ホテルに戻ったのは21時前。11時間近く出かけていたことになる。
*本日の宿:錦江之星 長春火車站店 (ジンジャン イン長春トレイン ステーション ノース スクエア)
*本日の移動 市バス3回と徒歩のみ
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