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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day5 大慶
大慶は観光地ではないので、特に見るべき場所はない。街のあちこちにある油井ポンプを見学さえすれば観光はOKである。なので今日も朝は宿でのんびりで、出かけたのは9時半頃だった。
大慶の中心部は大慶駅の近くで、その周りに油井ポンプがたくさんあるのは来るときにすでに列車から見ている。もともとの街もその当たりなので、まずは市バスに乗って大慶駅に向かった。出発してすぐにも油井ポンプは道路脇にあったが、やはり密集しているのは大慶駅の近くである。駅前にも油井ポンプが密集しており、これらが通過をしていく観光客を楽しませている。写真の左奥に大慶駅が見えており、右側にはロシアの教会風の丸いドームを持ったバスターミナルが見えている。
駅の近くは市場になっており、どうせならこの辺りに泊まりたかったところだ。
油井ポンプには基本的に柵があって入れないのだろうと思っていたが、ない場所もいくつかある。
以前、カスピ海のバクー油田を見に行ったときは漏れた原油の池がたくさん出来ていて、環境汚染は仕方ないのだろうと思っていた。しかし、ここのポンプからはほとんど漏れておらず、たくさん見たが漏れていたのは写真の一つだけ。それも大した量ではなかった。
本当にあちこちに油井ポンプがあって、驚くほど。
昼食は駅の近くで餃子。写真左が白菜の漬物、右がパクチーが豚肉と共に入った餃子だ。どちらも日本ではあまり入れない食材だが、意外に美味しいものだ。
団地の中にも油井ポンプはたくさんある。この団地ではいくつもある油井ポンプのすべてで、井戸部分は柵の外にあった。中には柵からひもを張って布団干しに使っている人もいる。日本では考えられない光景だ。
一応石油関係の博物館がいくつかあるようだが、ポンプをたくさん見たので十分に思い、行くのは止めてしまった。となると後の見るべきものは郊外に隣接するモンゴル族自治県に広がる牧場くらいだ。次の目的地が内モンゴルなので、それにも気が進まない。ということで早めに宿に戻り、夕食までまたのんびりと部屋で過ごす。
夕食は東北名物の料理を2品ほど注文。量が多く、また食べ過ぎてしまった。のんびり過ごして食べ過ぎているとどんどん太るのが目に見えており、少し怖い。
*本日の宿:汉庭酒店大庆铁人广场店(漢庭酒店大慶鉄人広場店)
*本日の移動 市バスのみ