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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day20 →ブラーツク
早朝5時40分にバスはブラーツクのバスターミナルに到着。
ブラーツクのどの辺りにいるのか確認をしたいが、付近に案内板もなく、窓口もまだ閉まっている。到着直前まで眠っていたために方角さえ分からない。仕方ないので、まずは付近をぐるぐる回って通り名を探す。最初に見つけた通り名が宿の住所と同じだった。雰囲気でどちらが街の中心かは分かったので、その通りを中心方向に走る市バスに乗ることにした。しかしバスが来る前に、現在位置が完全に判明、予約しているホテルはバスターミナルの近くだったのだ。
幸い早朝でも部屋は空いていたが、半日分の部屋代を要求されてしまう。払っても良かったが、荷物を預け、先に観光を済ませることにする。空いている部屋だったので、荷物はフロントでなく部屋に置かせてもらえた。
宿の近くの教会。
レーニン像。
湖に行くつもりだったが、雨が降ってきてしまう。雨で湖は気乗りがせず、かといって時間を潰すカフェもまだ開いていない。バス停で雨宿りをしていたが、どうせならバスから街を見ようと次に来たトロリーバスに乗車する。ブラーツクはダムの建設によって昔の街が湖底に沈んだため、今の街は新しく作ったもので、どこが中心なのか良く分からない作りとなっている。バスは郊外にまで行ったが、賑やかそうだったのは市場近辺のみ。折り返して、市場前で下車。雨が強くなり、市場をのんびり見ることもできず、しばらく雨宿り。
市場のカフェで朝食をとる。
市場は旧ソ連の街でときどき見かける円形の大きな建物が中心で、その周りに広がるタイプだが、客が少なく活気に欠ける。
観光をしたくなる天気でもないので、12時にホテルに戻ったら酒を飲んで寝てしまおうと酒屋をゆっくり眺める。
つまみにサラミも重要。
この地域は燻製の魚も良いだろう。
惣菜も一品欲しいかな。
市場での買い物を済ませると昼すぎになり、ホテルにチェックイン。シャワーを浴びてお酒を飲みだしたのは14時前。ウォッカは止めて今日はロシア産ワイン。クラスノダール産というので調べてみたら、冬季オリンピックをやったソチを含む地方の名でワインどころのグルジア(ジョージア)に接している。味は・・・、日本への輸出は難しい感じかな。魚は鮭の燻製。
夜行明け、昼寝する気満々で飲んだので、すぐに寝てしまい、気づいたら19時を回っていた。肉魚はまだ残っているが、昼も炭水化物なしだったので、買い物にでて、パンやソフトドリンクを買ってきた。十分な昼寝をしていたので夜中まで色々とパソコン作業。静かで結構居心地の良いホテルである。
*本日の宿:Hotel Shvedka
*本日の移動 バス:(イルクーツク)→ブラーツク