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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day26 ティンダ→
ティンダ駅で列車待ちの間に日付が変わり、8月16日となる。乗車するハバロフスク行きの列車は1時48分発だが、ティンダ到着は0時18分である。出発を待たずに到着したらさっさと乗り込んで寝てしまうつもりで、列車が着いてすぐにホームに行った。しかし、乗るはずの車両がない。予約した車両はここでの増結車両だったのだ。90分も停車するのだから増結があってもおかしくはない。そのままホームで待つにはあまりに寒く、すごすごと駅舎内に戻る。このとき気温は8度、風が強くて体感温度はこれよりもずっと低い。夏の気候に慣れ切った体にこの温度はきつい。
定刻で出発した列車でしばらくは熟睡。目が覚めたらすでに明るく、駅に停車している。スコヴォロディン駅で、停車時間がまだ30分あるようなので、下車して駅周りを散策する。
ここにもやっぱりレーニン像。ソ連邦崩壊の時にレーニン像は片っ端から壊されているとニュースになっていたが、それは欧州側だけでの話なのか。今回旅してきた町にはどこでもレーニン像が残っている。
朝食はコーヒーにビスケット。
お昼に停車したティグダで何か買おうと思ったが、大したものはなし。
昼食は、持っていたカップマッシュポテトとビスケット。カップマッシュポテトは意外にうまい。
14時半、シマノヴスクで36分の停車。ここは駅でも色々売っていたが、大通りまで出て大きなショップに入り、ビールやハムを購入する。
シマノヴスクでの気温は33度。夜中の8度に比べると同日なのに25度の上昇だ。暑い。
丸一日の列車旅で酒なしはやはり寂しかった。ビールが手に入ったのでやっと楽しく飲み食いでき、終わったらそのまま就寝。
夕食は遅い時間にカップ麺。あともう少しで今回の大移動も終了だ。
*本日の宿:夜行列車(3等寝台)
*本日の移動 列車:ティンダ→