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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day35 ウスリースク
ウスリースクの見どころをまだ見ていないこととウラジオストックから戻るのが夜遅くなったことで、当初予定である今朝の出発はなくなっていた。延吉行きは朝しかないので、延泊するか行先を変えるかの2択である。起きた時点で天気予報通りの大雨。荷物を持って観光して昼のバスに乗るのは無謀といえる天気だ。これで延泊することに決定。宿は込んでいて部屋を変えざるを得なかったが、今度の部屋も問題なく、満足。のんびりと部屋で日記を書いたり、行先の変わった中国の調べ物をしたり。
朝食は昨夜の残りがあったが、昼にはもう食べ物がない。買い物に出るのも嫌な酷い雨で、お茶など飲み空腹をまぎらわせる。午後になれば観光に出かけられるかと思ったが、買い物に出るのさえ嫌な天気なのだ。延吉をあきらめ、行先を绥芬河にすれば昼のバスもある。绥芬河もおもしろそうなので、明日昼のバスで出ることに決めて、観光は明日の午前に回すことにした。
ロシアでどうしても買っておきたいものがあるということで、大雨の中、妻は昼から出かけて行った。案の定、道路には水があふれ大変だったそうだが、買い物なら屋内もある。
ここでタジク人店主と仲良しになり、お土産にスイートをもらってきていた。
どうしても欲しかったものの一つがこのペリメニを作る型だそう。もし買い物について行っていたら、何度も使わないだろうと反対していたところだが・・・。
妻が戻ってきたら雨が止んで、日が差してきてビックリ。明日は予報通り晴れてくれるかな。
待ちに待った食事はいつもにもまして贅沢なものだ。食べきれないと思ったが、朝からほとんど食べてなかったためか、無事に完食。
ロシア産で赤の辛口と注文して選んだもらったというワインは、結構うまい。調べてみたらクリミア産だ。ウクライナはワインでも知られていたが、ウクライナワインの主要産地はクリミアだったよう。ウクライナはクリミアをロシアに奪われ、うまいワインも奪われてしまったのか。
*本日の宿:ヴィエスタ