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2016 北東アジア周遊
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中国東北部、シベリア、極東ロシアの旅
Day37 绥芬河→
今日も快晴。中心部を歩いていると坂ばかりの街なのに、ホテルの窓から見ると街は意外に平らに広がっていた。
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夜市で賑わっていた歩行者天国は、朝7時半だとまだ人通りが少なく、食べる場所もなかった。
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坂を下って朝食をやっている店を見つける。粥2種、肉まんなどの朝食をいただいた。
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裏通りの様子は昔の中国みたいで、懐かしい感じがする。
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マントウ屋。
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朝食を終えてホテルに戻った後は、出発まで宿でのんびり。まだ切符は買っていないが、予約サイトではまだ残席がほとんど減っていないので、大丈夫だろう。ロシアのように簡単にオンライン予約できて、チケットもEチケットとかなら楽だが、中国の鉄道はまだそこまで甘くない。公式サイトで予約するには中国の銀行口座かクレジットカードが必要なのだ。旅行会社のサイトで手数料を払えば日本のクレジットカードでも予約できるが、手数料は高く、購入したチケットは切符売り場で受け取るシステムだ。残席を見れるだけでも良くはなっているが、ここまで来たら外国のクレジットカードにも対応してもらいたいものだ。
12時のチェックアウトの後、歩いて新駅に切符を買いに行くことにした。3キロほどあるようだが、観光がてらバスに乗らず歩いていく。大きな温度計のモニュメント。
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博物館。
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立派な新駅は完成したばかりで非常にきれいだが、周辺はまだ工事中で、アクセス道は未舗装でホコリっぽい。
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無事に予定の切符を確保。駅周辺で昼食をと思ったが、店もほとんどまだない状態である。臨時のバス停ができていたが、ここを走るバスは1路線のみ。最終バスが17時台なのがネックである。列車は21時過ぎの出発なのだ。タクシーが8元程度と聞いているので、バスが無くなっても心配はないが、もう少し遅くまで走らせて欲しいものだ。
写真の看板では新駅は高鉄火車站となっている。高鉄は高速鉄道を意味しているはずだが、こんな田舎に高速鉄道など来ていない。ここまで走らせる予定なのだろうか。写真の看板では、旧駅が百年火車站となっているが、他の看板ではすべて単なる火車站のままである。知らないで旧駅に来る旅行者は後を絶たないのではないか。
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バスに乗って街の中心に戻る。昨日食事をした店が非常に美味しかったので、再訪。今日は昼なのにビールを2人で2本。
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昨日も訪れた歴史的建物の地区へ。一番肝心の旧日本領事館を見逃していたのだ。
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旧日本領事館の建物は、人頭楼(人头楼)と呼ばれ、人の顔が建物の周りに並んでいるのが特徴。そういえば、ウラジオストックの旧日本領事館も人の顔があったような。
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食後は街を散歩する。ロシア人の買い物客が大挙する通りから一本外れると路上の市があり、そこは中国人ばかりである。
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ガラス越しに見えた食事風景が優雅で、欧州のレストランといってもおかしくない店があり、驚いた。正面に回るとこれがレストランマキシム、ロシアにも同様の名のレストランがあったが、チェーンか。
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特に街でしたいこともなくなったので、17時頃のバスで駅に移動。きれいな待合室は人も少なく快適だ。
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ハルビンに向かう列車は定刻に出発。ガラガラでありがたい。3人席をひとりずつ使って横になることが出来てしまった。
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*本日の宿:夜行列車(硬座)
*本日の移動 列車:绥芬河→