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2023年冬オーストラリア

4日目 シンガポール-メルボルン

　4時間ほど寝て、7時台に起床する。昨夜はシャワーを浴びる余裕もなく横になったので、まずはシャワーを浴びる。そしてパン、ジャム、コーヒーの朝食をとりながら、インターネットでオーストラリアについて色々と調べる。深夜まで皆さん起きていただけあって、宿の共同スペースの朝は静かだった。

　空港に行く前に、宿のすぐ近くにあるクーン・セン・ロードのプラナカン建築を見に行く。100年ぼど前に建てられたパステルカラーの家並みが本当に美しいところだ。

　そのままトニーの車で空港まで送ってもらう。9時20分に空港着。そして2019年に開業したジュエルという巨大な複合施設を一緒に散策する。屋内の滝としては世界最大となる高さ40メートルの巨大な円形滝の周りにはジャングルのように木々が広がる庭園となっており、巨大ショッピングセンターがその周りを囲んでいる。空港施設の範疇を超越し、巨大テーマパークのようになっている。

　ボーディングパスは昨日もらっているので、ギリギリまでシンガポールを楽しむことができた。最後の手荷物検査の前に昨日トニーの実家でもらったフルーツなどの味見をする。オーストラリアは植物検疫が厳しく持っては入れないのだ。

　11時定刻のメルボルン行きScootはほぼ定刻に搭乗が始まったが、機内で待たされ、約30分遅れでの離陸となった。睡眠不足だったので、飛行中はほとんどうつらうつらしており、お腹は空かず。昼食は一昨日夜に余った旅行支援クーポンで買ったカロリーメイトのみ。
　シンガポール時間の18時半、時差は3時間、メルボルン時間では21時半のメルボルン到着である。シンガポールが日本よりも1時間遅く、メルボルンは2時間早い。日本時間とさほど開いていないので、時差は気にならないが、不規則な寝方をしているので、時間感覚がおかしくなりそう。
　無事に入国をし、まずは空港でオーストラリアのSIMカード購入だ。空港では30$のSIMカードが最も安いが、全く同じものを街でならプロモーション価格の10$で買えるのは事前に調べてあった。しかし、プロモーション価格で買える街の公式オフィスは都会のものしかリストになく、明日朝向かうタスマニアの店は見つからず。なくては困るので、3倍の値段でも1人分は仕方なかろうと、1枚だけ購入をした。
　明日は6時35分発の飛行機でタスマニア島のホバートに向かう。早朝発なので今夜は空港で眠る。メルボルン空港は空港で寝やすいことで知られていたが、期待していたほど良い場所は見つからず。2人して柔らかなベンチで眠れる場所は数が少なく、空きはなし。仕方ないので妻にベンチを使わせ、私は床だ。