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2023年冬オーストラリア»15日目 グレート・オーシャン・ロード(ビンビパーク-ケープオトウェイ-プリンスタウン-アランズフォード)-ティレンダラ-ナラウォン
タスマニア州、ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州
2023年02月18日(Sat)
15日目 グレート・オーシャン・ロード(ビンビパーク-ケープオトウェイ-プリンスタウン-アランズフォード)-ティレンダラ-ナラウォン
動物がテントの周りをうろうろし、夜明け前からは鳥の声がうるさい。よく眠れないまま朝を迎えてしまう。寝不足のまま運転するのも怖いので、目は覚めているのにテントの中でぐずぐずし、起床が遅くなってしまった。
朝食は、ビーフパスティにベジタブルパスティ。
![23/02/18 06:53:24](/blog/img23/23e_0006.jpg)
デザートにはマンゴーとブラックベリー。ブラックベリーは昨日来る途中で摘んだもの。
![23/02/18 06:59:16](/blog/img23/23e_0030.jpg)
昨日と同じ木にまだコアラがいる。
![23/02/18 07:31:08](/blog/img23/23e_0056.jpg)
テントの近くでギャーギャー騒いでいたのはガラー(Galah)と呼ばれるオウム。ギャーギャー騒ぐ声がうるさくバカっぽいので、ガラーは馬鹿を意味するスラングになっているそう。
![23/02/18 08:51:28](/blog/img23/23e_0063.jpg)
11時なってやっと出発する。まずはグレート・オーシャン・ロードの最南端であるオトウェイ岬へ。車で来たが、キャンプ場からはトレッキング道がここまで続いている。その道を少し戻り、オトウェイ岬灯台展望台へ。展望台といっても視界が広がっているわけではなく、木々の間から灯台が見えるだけ。
![23/02/18 09:33:22](/blog/img23/au_0442.jpg)
2時間弱西に走り、ギブソンビーチにやって来た。この辺りの海岸は30メートルほどの高さの崖が繋がっており、ビーチに降りられる場所は少ない。ギブソンビーチにはギブソンステップスという階段があり、ビーチにおりることができる。
![23/02/18 11:21:22](/blog/img23/au_0458.jpg)
ビーチ沿いに歩くと、海に突き出た岩=海食柱がいくつかあり、特徴的な姿を見せている。
![23/02/18 11:24:46](/blog/img23/au_0460.jpg)
ギブソンビーチの少し先にあるのが、グレート・オーシャン・ロードで最も人気のある景勝地「12使徒」である。12使徒というからには12の海食柱があるのかと思っていたが、観光用に名付けただけで、もともと9本だったそう。今世紀になって2本が崩壊し、今は7本を残すのみ。
![23/02/18 11:59:48](/blog/img23/23e_0097.jpg)
12使徒を見ながらカンガルーソーセージやアボカドペーストのサンドイッチで、ピクニックランチにする。
4キロほど進んだ辺りの奇岩も見応えがあり、遊歩道が続いている。次の写真はトム&エヴァと名付けられた海食柱。
![23/02/18 12:54:14](/blog/img23/au_0474.jpg)
次がナガスクジラ岩。
![23/02/18 12:57:48](/blog/img23/au_0478.jpg)
海食柱に穴が開き、アーチ状になっているアイランドアーチの展望台から逆側を見るとロッホアードゴージと呼ばれる谷間が見え、その奥にあるビーチには観光客が大勢おりていた。
![23/02/18 13:12:12](/blog/img23/au_0486.jpg)
ロッホアードゴージにおりてみる。断崖に隠されたビーチの水はきれいで、秘密のビーチっぽい場所だが、人が多過ぎ。
![23/02/18 13:21:38](/blog/img23/au_0491.jpg)
ロッホアードゴージの最奥部は洞窟になっている。
![23/02/18 13:23:20](/blog/img23/au_0492.jpg)
アランズフォードで2日間かけて走ったグレート・オーシャン・ロードは終了で、そこからはハイウェイを進む。ビクトリア州西部にバッジ・ビムという世界遺産登録地域がある。オーストラリアの先住民であるアボリジニーによって6,600年前に開発された世界最古の水産養殖地のあった場所だそう。その中の1つであるティレンダラ先住民保護地域を訪れる。広い範囲に遊歩道が広がり、ポツポツと遺跡や復元住居などが点在している。写真は魚を取る罠の遺構。
![23/02/18 15:57:18](/blog/img23/23e_0129.jpg)
湿地になっている場所の木道を歩いているといきなりすごい音がしたと思ったら、カンガルーの大群が走り抜けていった。
![23/02/18 16:17:16](/blog/img23/au_0510.jpg)
本日のキャンプ場はソウピットピクニックエリアにあるキャンプ場。トイレやテーブル、焚火で行う炊事場はあるが、水場のない場所だ。分かっていたので、夕食は、パンとチーズ、アボカドペーストで軽く済ませる。近くでおじさんがお菓子やリンゴを地面に撒いている。カンガルーが食べに来るのだそう。楽しみにしていたが、来たのはクリムゾンロウゼラ(Crimson Rosella)というカラフルなインコのみ。