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2023年冬オーストラリア»18日目 アデレード
南オーストラリア州の州都であるアデレードは、オーストラリアで初めて自由移民のための計画された植民地として1836年に建設されている。“都市の成長繁栄に対し、初期プランを大幅修正せずとも済むように”というビジョンのもとに計画された街には、広い道路が縦横に走り、その周辺を公園が包んでいる。
郊外と中心部を隔てる公園の辺りには車を停める場所がたくさんあったが、中心部に入ってしまうと中々空きのある駐車場は見つからない。最初は車を停められないままゆっくりと車窓から街を眺める。街の中心はビクトリアスクエアと呼ばれる六角形の広場で、スリーリバーズファウンテンアデレードなどいくつものランドマークが集まっている。
中心部を抜け、中心部周辺の公園で駐車場の空きスペースを見つけ、車を停めた。メルボルン同様にアデレードにも中心部には無料交通システムがある。その乗り場に向かって歩く途中にある緑の樹々には様々な鳥がいる。レインボーロリキート(Rainbow Lorikeet)は、虹の名の通りカラフルなインコだ。
バス番号98A,98C,99A,99Cの4系統のみが無料バス。その区間内ならすべてのトラムが無料のメルボルンと違って、同じ区間でも有料バスがあるので注意が必要だ。有料バスは現金が使えず専用カードが必要なので旅行者には使い難い。
無料バスで市の中心に戻り、まずは中央市場を訪れる。観光客を意識した店の多いメルボルンとは違って庶民的で明るい市場だ。
市場から少し北に進んだ辺りにある繁華街が、ランドルモールだ。オーストラリア初の歩行者天国が1976年に導入された通りである。
道幅が広く余裕があるためか何ヶ所かで大道芸が披露されていた。
ランドルモールの北側は、博物館や図書館、大学などが集まる文化地区となっている。まずは南オーストラリア博物館を訪れる。大きな総合博物館で様々な展示物があるが、中でも興味をひくのは先住民であるアボリジニーの文化を紹介するフロアだ。展示物が多く、面白い映像もたくさんあって、あっという間に時間が過ぎてゆく。
次に訪れたのは移住博物館。小さな博物館だが、移住民とともに持ち込まれた各国の文化が紹介されておりおもしろかった。
大学ではお祭りをやっていた。スポーツの体験やスポンサーの宣伝など盛りだくさんで、宣伝でジュースなどを配っている。ダーツで当たると商品をくれるところに行列が出来ており、雰囲気に流され並んでしまう。スマホの充電ケーブルとお菓子などをもらった。
食べ物も配っており、パンにグリルソーセージを乗せたものをいただいた。
駐車場に向かう公園にコウモリがたくさんいた。灰頭オオコウモリ(Grey-headed flying fox)と呼ばれるオーストラリアの固有種で、オーストラリア最大のコウモリ、翼幅は1メートルに達する。絶滅危惧種に指定されているというが、ものすごい数がいる。コウモリだらけの大木が数十本、もしかしたら100本以上かも。コウモリが集まる木は見たことが何度かあるが、どの木にも集まっているというのは初めて見る光景だ。
飛んでいるコウモリも多い。青空の下で飛び回るコウモリを見るのも初めて。
車を停めていた場所は5時間無料で、オーバーすると駐車違反になる。コウモリを見ていたら時間が危なくなり、急いで戻る。そして昼食をとるためにノースアデレードにあるベーカリーへ。店の前の道路は15分無料の駐車場。持ち帰りのつもりで車を停めて店に入る。妻が探していたパイフレイター(パイフローター, Pie Floater)があり、店で食べたいというので、妻が注文している間に私は少し離れた2時間までOKの道路に車を停めに行く。オーストラリアの都市では、路駐に様々な規則があり、監視カメラで違反を取り締まっている。制限時間を越えると高額の罰金が待っているので、規則はきっちりと守らねばならない。
パイフレイターというのは、オーストラリアのベーカリーには必ずあるパイを豆のポタージュに入れたもの。確かにこれはテイクアウェイ容器では見栄えが悪いし、パイがぐちゃぐちゃになってしまいそう。肉のたっぷり詰まったパイだけでも軽い食事なるので、この量は重い。先ほど学園祭で軽く食べており、さしてお腹は空いておらず、ここではシェアする。味の感想・・・、パイは美味い、ポタージュも美味い、でも別々で食べた方良いんじゃないかなぁ。
16時半頃に宿へ戻り、後はのんびり。夕食は昨夜と同じでランチョンミートをつまみにワインを飲む。
2023年冬オーストラリア
タスマニア州、ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州
2023年02月21日（Tue）
18日目 アデレード
心地良いホテルの部屋でのんびりとした朝食をとり、9時40分にアデレードの中心部に向かう。南オーストラリア州の州都であるアデレードは、オーストラリアで初めて自由移民のための計画された植民地として1836年に建設されている。“都市の成長繁栄に対し、初期プランを大幅修正せずとも済むように”というビジョンのもとに計画された街には、広い道路が縦横に走り、その周辺を公園が包んでいる。
郊外と中心部を隔てる公園の辺りには車を停める場所がたくさんあったが、中心部に入ってしまうと中々空きのある駐車場は見つからない。最初は車を停められないままゆっくりと車窓から街を眺める。街の中心はビクトリアスクエアと呼ばれる六角形の広場で、スリーリバーズファウンテンアデレードなどいくつものランドマークが集まっている。
中心部を抜け、中心部周辺の公園で駐車場の空きスペースを見つけ、車を停めた。メルボルン同様にアデレードにも中心部には無料交通システムがある。その乗り場に向かって歩く途中にある緑の樹々には様々な鳥がいる。レインボーロリキート(Rainbow Lorikeet)は、虹の名の通りカラフルなインコだ。
バス番号98A,98C,99A,99Cの4系統のみが無料バス。その区間内ならすべてのトラムが無料のメルボルンと違って、同じ区間でも有料バスがあるので注意が必要だ。有料バスは現金が使えず専用カードが必要なので旅行者には使い難い。
無料バスで市の中心に戻り、まずは中央市場を訪れる。観光客を意識した店の多いメルボルンとは違って庶民的で明るい市場だ。
市場から少し北に進んだ辺りにある繁華街が、ランドルモールだ。オーストラリア初の歩行者天国が1976年に導入された通りである。
道幅が広く余裕があるためか何ヶ所かで大道芸が披露されていた。
ランドルモールの北側は、博物館や図書館、大学などが集まる文化地区となっている。まずは南オーストラリア博物館を訪れる。大きな総合博物館で様々な展示物があるが、中でも興味をひくのは先住民であるアボリジニーの文化を紹介するフロアだ。展示物が多く、面白い映像もたくさんあって、あっという間に時間が過ぎてゆく。
次に訪れたのは移住博物館。小さな博物館だが、移住民とともに持ち込まれた各国の文化が紹介されておりおもしろかった。
大学ではお祭りをやっていた。スポーツの体験やスポンサーの宣伝など盛りだくさんで、宣伝でジュースなどを配っている。ダーツで当たると商品をくれるところに行列が出来ており、雰囲気に流され並んでしまう。スマホの充電ケーブルとお菓子などをもらった。
食べ物も配っており、パンにグリルソーセージを乗せたものをいただいた。
駐車場に向かう公園にコウモリがたくさんいた。灰頭オオコウモリ(Grey-headed flying fox)と呼ばれるオーストラリアの固有種で、オーストラリア最大のコウモリ、翼幅は1メートルに達する。絶滅危惧種に指定されているというが、ものすごい数がいる。コウモリだらけの大木が数十本、もしかしたら100本以上かも。コウモリが集まる木は見たことが何度かあるが、どの木にも集まっているというのは初めて見る光景だ。
飛んでいるコウモリも多い。青空の下で飛び回るコウモリを見るのも初めて。
車を停めていた場所は5時間無料で、オーバーすると駐車違反になる。コウモリを見ていたら時間が危なくなり、急いで戻る。そして昼食をとるためにノースアデレードにあるベーカリーへ。店の前の道路は15分無料の駐車場。持ち帰りのつもりで車を停めて店に入る。妻が探していたパイフレイター(パイフローター, Pie Floater)があり、店で食べたいというので、妻が注文している間に私は少し離れた2時間までOKの道路に車を停めに行く。オーストラリアの都市では、路駐に様々な規則があり、監視カメラで違反を取り締まっている。制限時間を越えると高額の罰金が待っているので、規則はきっちりと守らねばならない。
パイフレイターというのは、オーストラリアのベーカリーには必ずあるパイを豆のポタージュに入れたもの。確かにこれはテイクアウェイ容器では見栄えが悪いし、パイがぐちゃぐちゃになってしまいそう。肉のたっぷり詰まったパイだけでも軽い食事なるので、この量は重い。先ほど学園祭で軽く食べており、さしてお腹は空いておらず、ここではシェアする。味の感想・・・、パイは美味い、ポタージュも美味い、でも別々で食べた方良いんじゃないかなぁ。
16時半頃に宿へ戻り、後はのんびり。夕食は昨夜と同じでランチョンミートをつまみにワインを飲む。