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2023年冬オーストラリア»19日目 アデレード-リンドック-マラナンガ-カパンダ-サドルワース-ファレルフラット
タスマニア州、ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州
2023年02月22日(Wed)
19日目 アデレード-リンドック-マラナンガ-カパンダ-サドルワース-ファレルフラット
今日もゆっくり部屋で朝食をとる。出発は10時20分。ガソリンスタンドでタイヤに空気を入れる。ポンプに指定圧力を入力してから空気を入れると自動的にそこで止まるシステム。圧力計を見ながら入れる必要がないのは意外に楽なものだ。
都市部を避け、丘陵の道を通って、バロッサバレーを目指す。かなり手前からブドウ畑が多くなり、ワイナリーが連なっている。2021年の統計では、オーストラリアのワイン生産量は世界第5位、イタリア、フランス、スペイン、アメリカに次ぐワイン大国となっている。そんなワイン大国オーストラリアのワイン産地として一番知られているのが、このバロッサバレーだ。どうせ行くなら有名なところでと考え、100か所近くワイナリーのあるバロッサバレー地域の中でも国の観光局が最初に紹介している
バロッサバレーエステートを訪れることにする。昨日調べたついでで、テイスティングをインターネット予約してある。
バロッサバレーの中心地リンドックに着いたのが11時45分。ここのベーカリーで昼食をとってワイナリーに行くつもりだったが、予定よりも遅くなっている。車内で食べていこうとパンやロールの詰め合わせを購入したが、初めてのものはちゃんと写真をとりたいと妻はいう。予約時間に遅れたくないので、先にワイナリーへ向かうことに。
町を離れるとどっちを見てもワイン畑ばかりである。
予約していた12時半よりも少し前にバロッサバレーエステートに到着する。まずはウェルカムドリンクのロゼをカウンターでいただきながら説明を聞く。そしてテーブル席に移動し、本日テイストする5種類のワインを注いでもらった。
5種類のワインの説明を書いた紙の上にグラスを並べてくれるので、説明を読み直しながらテイスティングができる。
ガラス張りでブドウ畑が見える素晴らしい席で、ゆっくりとテイスティングを楽しむ。
飲み終わった後はブドウ畑を散歩する。
先日のクナワラ地域同様にここも収穫時期目前で、熟したブドウがたわわに実っている。
14時前に出発。オーストラリアもシンガポール同様に少量のアルコールは飲酒運転にならないので、時間を空けなくても良いのだ。でもすきっ腹だったので少量のアルコールでもほろ酔い気分? 街路樹が大きなヤシの木で南国の雰囲気があるが、その向こうにはブドウ畑が広がる不思議な風景。
20分ほど走り、カパンダにあるデイビットソン保護区に到着。いろんな種類の鳥がたくさんいる公園のベンチで昼食をとる。
リンドックで買っていたセットには6種類入っており、ここでは4種類食べることにする。左がチリ&ビーフロール、右はビーフロール。
次はステーキ&チーズパイ。もう一種類ビーフパイもここで食べた。
さらに40分ほど走り、サドルワースに到着する。一応今日通る中では一番大きそうな町だが、スーパーはなく、大したものは買えなかった。
16時45分、本日泊るつもりのファレルフラットに到着する。ファレルフラットホテルというパブで飲食すれば、中庭にテントを張らせてくれるということで、ゲートにもキャンピングと書いてあった。ここが宿泊の第一候補だったが、今一歩心が動かない。
パブの向かいは廃線となった鉄道の駅がある。その隣にはこの村唯一の見どころであるファレルフラットサイロアートがある。サイロに描かれた巨大な機関車の絵だ。
少し離れた場所にあるダンカンパークがキャンプ許可地となっている。公園のバーベキュー施設やトイレは今までの無料キャンプ場よりもずっときれいだが、他にキャンプしている人はいない。
独占状態の公園で夕食をとる。クランスキーロールは初めてベーカリーで朝食をとったヘイウッドでも食べたソーセージロールだ。
こちらのパスティはベジタブルパスティ。
後は飲み物だけで夕食としては少々物足りないが、パブで夕食をとることも考えていたので、あまり買い出ししていなかった。空腹ならパブまで行こうと思ったが、その必要はなし。夜になっても暑い日で、水道で水浴びをしてからテントへ。