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2023年冬オーストラリア»30日目 グレンライオン-メルボルン
タスマニア州、ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州
2023年03月05日(Sun)
30日目 グレンライオン-メルボルン
朝からワライカワセミの声が賑やかなキャンプ場だ。最後のテント泊を終えてパッキングしてから、隣接している炭酸泉のある公園で朝食をとる。ワライカワセミの鳴声がする方向に鳥がいる。肉眼では種類が分からなかったが、望遠で写真を撮って確認するとやはりワライカワセミだ。
8時に出発、途中で最後の給油をし、メルボルンに着いたのは10時過ぎ。ホテルに荷物を預けようと中心部のホテルに行く。ホテルのすぐ近くには路駐できなかったが、少し離れた場所で空きを見つけた。観光スポットから少し離れたビジネス街だからだろう。日曜日のみ1時間無料の看板がある。他の曜日だと1時間以内の制限があるのに有料となっている。路上駐車はルールを守って罰金にさえならなければ安いので有料でも良いが、慣れないと支払いに時間がかかるので無料の日なのはありがたい。
レンタカー返却は10時50分。11時までの契約だったのでギリギリだ。総走行距離は3152キロ。こちらも200キロx16日で3200キロの制限があったのでギリギリだ。メルボルンで比較していたレンタカー会社はほとんどが距離無制限で、予約時にはこの会社の制限に気がついていなかった。直前になって予約確認証をチェックして気付き、慌てて計画ルートの距離を計算したのだった。予約キャンセルも考えたが、ギリギリ間に合いそうなのと比較していた他社が直前では高くなっていたので、そのまま借りている。南オーストラリア州でワイナリーに連泊を決め、ショートカットコースをとったので余裕が出来ていたのだが、予定になかったグランピアンズ国立公園に立ち寄り、さらにその直前に道を間違えて数十キロ余計に走ったので、結局ギリギリ~。存分に楽しんだレンタカーの旅は無事故無違反で無事終了した。
レンタカー屋がビクトリアマーケットの近くだったので最初に来たこの市場を再訪する。日曜日で先日よりもずっと賑やか。蚤の市など先日やっていなかったイベントも盛りだくさんだ。しかし、最初に足を踏み入れたのがビッグサイズの古着市コーナー・・・、商品よりも買い物客のサイズに圧倒された。
土産を少し物色した後、昼食のために大人気のムール貝屋へ。客の行列が途切れない大人気店だ。大きなムール貝がたくさん入ったマッセルポット(Mussel pot)が13ドルは、オーストラリアの物価を考えると非常に安い。それでいて食べてみると非常にうまいのだから、人気なのは当然だと思う。
そのまま歩いて繁華街に。少し土産を買って、最後にスーパーマーケットに入った。これっといったものがなければ最後の夕食は外食と思っていたが、カンガルーを食べるのは最後だとカンガルーのステーキ肉を選ぶ。さらにオーストラリアに来たのにオージービーフを食べていないなとビーフのTボーンステーキ肉を購入した。
14時にホテルに戻ってチェックイン。ビジネスホテルに泊まった前回と違って今日は安宿だ。
時間は早いがシャワーを浴びて最終日の大洗濯をする。一休みしたら最後の観光に出る計画だったが妻はさっさと休んで寝たいという。16時半だがもう夕食の準備を始めるというので、一人でワインを買いに出た。
せっかくなので宿のすぐ近くの州議事堂を通りがてらに写真を撮る。開業が1855年で、1901年から1927年にはオーストラリア連邦議会が使用していた歴史ある建物で、現在もビクトリア州議事堂として使用されている。
途中の道には劇場が何軒も並んでいた。
ボトルショップで選んだワインは、ワライカワセミのラベルだ。
17時過ぎに宿に戻るとちょうど肉が焼けたところ。カンガルーが430グラム、ビーフが450グラムあり、一つは明日用だったのに、どちらも焼き上がっている。小さい3切れがカンガルーで、大きい方がビーフのステーキ。
買ってあったサラダやパンには手を付けず、肉祭り♪ カンガルーもビーフも非常においしく、余すところなく食べてしまった。