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2025トリスタンダクーニャ、サウスジョージア、南極クルーズ

ケープタウンからウシュアイア3週間の南氷洋クルーズ

2025年11月26日(Wed)

17日目-2 -サウスジョージア・ゴッドスルベイ-

 9時過ぎにはまだどんよりして雪のちらつく空模様だったが、10時を過ぎると晴れ間が見えてきた。もう目的地であるゴットフルベイの入口だ。
25/11/26 21:18:08
 クルーズ船の船首部分には乗客が景色を見ることができるデッキがある。そこを見下ろす場所にある操縦室にカメラが取り付けられており、キャビンのテレビでそのライブ映像をいつでも見ることができる。このデッキに出てゴッドスルベイの景色を眺めることにした。
25/11/27 09:26:52
 デッキに出てしばらくして停船。これからスタッフが先行し、上陸候補地などを見てくるのだという。今朝のセントアンドリュースベイでは上陸地点に2艘のゾディアックボートでまっすぐ向かっていたが、今度は3艘がばらばらの方角に進んでいく。候補地はいくつもあるのだろう。ざっと見たところ大勢が上陸できそうな場所は一ヶ所だけなのだが…。そこは昔の捕鯨基地として使われた場所で、船からも錆びた金属の物体がいくつか見えている。
25/11/26 21:34:04
 先発のゾディアックボートが戻る前に集合時間が来そうなので、一旦キャビンに戻り待機。今日は海上からの方が色々見ることが出来そうだということで、上陸ではなくゾディアックボートに乗っての周遊クルーズをするとのアナウンスが入った。
 当初の予定通り、11時にゾディアックボートへ乗り込む。乗り込むときと戻ってきた時には、ルームキーを使って出入りの確認をしている。ジャケットのそでにキーを入れる場所があり、そこに入れておくとその上からチェックできる。分厚い手袋をしていると出し入れが面倒なのでこれは便利。
25/11/26 22:01:40
 狭い谷の出口部分にキングペンギンやナンキョクオットセイが集まっている。
25/11/26 22:11:40
 近づいてよく見るとジェンツーペンギン(一番手前や左側)やミナミゾウアザラシ(右の海獣)もいる。
25/11/27 10:11:18
 何艘ものゾディアックボートに分かれているので、最接近が順番になるが、十分に見ることはできた。
25/11/27 10:15:40
 待つ間は周りの滝にも近づいてみる。
25/11/26 22:16:34
 最初はここからボートはデッキから見た錆びた物体のある上陸ポイントらしき場所に向かおうとしたが、無線連絡が入り、進路は別方向に変わる。
 しばらく進むと先ほどとは違う場所にペンギンや海獣類が集まっていた。
25/11/26 22:35:50
 ナンキョクオットセイがゾディアックボートの周りを歓迎するかのように泳ぐのが楽しい。
25/11/27 10:36:52
 ペンギンはやはり人懐こいのか、船の方に近づいてくる。
25/11/27 10:39:18
 岩場にもペンギンがたくさんいるが、水深が浅く、近づくのには一苦労。
25/11/27 10:39:42
 アザラシは陸上では手足が全く役立たないため、顔を上げることはできない。なのでこうして顔を上げていれば遠くからでもそれがオットセイの仲間であることが分かる。
25/11/27 10:40:52
 岩場にはおいしそうな昆布が大量にある。味見してみたいところだが、今は環境保護のために一切の採集が禁止となっている。
25/11/26 22:43:50
 頭上に飛んでいたのはミナミオオセグロカモメ(Kelp Gull)。
25/11/27 10:45:14
 氷山を背に飛んでいるのはナンキョクアジサシ(Antarctic tern)。以前スバールバル諸島で見たホッキョクアジサシの近縁種で見た目は非常に似ている。しかし、ホッキョクアジサシは北極から南極まで世界最長の距離を渡る渡り鳥なのに、ナンキョクアジサシは北半球には渡らず、アルゼンチンや南アフリカと南極の間を行き来するだけなのだそう。
25/11/27 10:51:46
 岩場にはナンキョクアジサシの家族が休んでいた。ここに巣があるそうだがどれが巣なのかはよく分からず。
25/11/27 10:52:32
 湾内周遊クルーズはちょうど1時間くらいだった。ゾディアックボートから戻るといつもウェルカムドリンクがあるが、今日はそれがアップルホットトディー。アルコールが入っている! 体が冷えているのでこれは本当にありがたいサービスだ。
25/11/27 11:09:04
 ランチの時間が始まっているので急いで着替えて、レストランに移動する。本日はトルコ料理!
 食事時のお酒を我慢し、バーでカクテルを飲むことにしてからワインを飲んでいなかったが、今日は気分よく観光できたので、久しぶりにワインを頼んだ。
25/11/27 11:28:46
 ゴッドスルベイを見ながら乾杯♪ トリスタンダクーニャの時は私が体調を崩しており、妻は一人寂しく乾杯していたので、そのリベンジでもある。
25/11/27 11:30:06
 食事をしていたらペンギンが近づいてきて、目の前でジャンプを披露してくれた。やっぱりペンギンは飛べるのだ!
25/11/27 11:48:48
 久しぶりにワインを飲みながらの食事はペンギンショーも相まって非常に楽しく、ついお代わりもしてしまう。
 そしてデザート。トルコや中東で何度も食べたムハラビーヤかと思ったら、ケスクル(Keskul)という名だ。すり潰したアーモンドがたっぷりと入っているトルコの伝統的アーモンドプリンなのだそう。
25/11/27 11:59:40
 カイマクリカイシ(Kaymakli kayisi)。干しあんずにクリームを挟んだトルコの伝統的デザートだ。どちらのデザートにもピスタチオがたくさんかかっている。
25/11/27 12:01:12
 デザートを食べていた13時ちょうどに船は動き出した。湾内の景色は非常に良いので、つい見とれる
25/11/27 00:22:34
 景色を見てしまい窓際の席を立てずに、デザートのお代わり。ノアーズプディング(Noah's pudding)という名で、豆や麦とドライフルーツの砂糖煮。トルコ名はアシュレ(Ashure)というそう。ノアの箱舟がトルコ東部にあるアララト山に着地した際に残っていた食料を一緒に調理して作ったのが、起源であるとの伝承がある歴史的なデザートだ。先の2種は好きな味でついこちらにも手を出したが、私には少し甘すぎた。
25/11/27 12:14:48
 今日は夕方からサウスジョージアのメインであるグリトビケン訪問があるので、食後はキャビンでゆっくりと休む。
****この日は長いので日記は3分割。17日目-3に続く。****
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