早朝4時前、目が覚めて外を見たら雪に覆われた山の上に朝日が刺している。ちょうど日の出の時間だ。

しばらく景色を眺めた後で、部屋のテレビで現在位置を確かめた。島の北側を回ると思っていたので島が見えるのはおかしいと思ったら、島の南側を進んでいたために北向きの部屋から島が見えたのだ。サウスジョージア島の最南端が見えており、これからだんだん離れてゆく。

2度寝はせずに、コーヒーを飲みながら写真整理などする。5時前に大きな氷山が流れてきた。

7時半にいつもの朝食。お粥に入れるゆで卵がなかったのでポーチドエッグを注文してみた。半熟のポーチドエッグをお粥に入れるとゆで卵よりもうまくて良い。時間が少しかかるのでゆで卵があればそれでも良いのだが…。スムージーは、ニンジン、セロリ、パイナップル。無難なおいしさだ。

朝食後はサウナへ。サウナはいつもより早めに切り上げて、10時前にラウンジへ移動。サウスジョージアに極地観測隊員として1年間滞在した経験のあるクルーズスタッフの体験談を1時間に渡って拝聴した。なかなか楽しかったようで少しうらやましく思う。10数年前の体験なのでまだトナカイの居た時代。群れを成すトナカイの写真なども見ることが出来た。

12時からはランチ。本日のテーマはフレンチ。妻いわく、これまでのビュッフェ各国料理編の中で一番レベル高かったとか。蒸したムール貝が特に美味しかった。食事時のワインはもうやめておこうと思っていたが、フレンチなのでついまた飲んでしまった。

スープのブイヤベースが、また絶品! エビ、貝、イカなどの海鮮類がたっぷり入った濃厚な味でお代わりしてしまうくらいうまい。

フレンチのデザートはどれもおいしそう。オペラケーキはパリにあるオペラ座の階層構造をイメージして考案、命名されたのだそう。

ブルーベリークラフティは、フランス中部リムーザン地方の伝統菓子。

3つ目はナポレオンスライス。パイ生地をクリームと重ねるミルフィーユと同じもの。

午後は部屋でゆっくり過ごす。氷山が次々とやってきて見飽きない。

18時にラウンジに行き、今日もペンギンズバー。ネグローニとコスモポリタンを頼む。おつまみにディープポテトフライ。そのまま18時半からはいつものブリーフィング。昨日のサウスジョージアでカメラマンが撮った写真をたくさん見せてくれた。自分たちも結構写っており、しかも楽しそうだったのでうれしくなる。クルーズ終了後に全部の写真をダウンロードさせてくれるという。動物や鳥はプロならではの激写が多く、面白い。ドローンを使った上空からの写真も自分たちでは取れないものなのでいただけるのはありがたい。

19時の夕食。本日は感謝祭の日だそうで、入り口でシャンペン、アペロール、カクテルなどを皆に配ってくれている。いただいたのはオレンジの入ったカクテルの方で、フランシスコという名前のカクテル。ブラックカラント(黒スグリ)リキュールがベースで、ジンジャーエールと炭酸水を混ぜており、飲みやすい食前酒。

前菜はサーモンセビッチェ。感謝祭の食事は彩に乏しくなりがちなので、前菜にはサーモンセビッチェのような赤いものを出すことが多い。

もう一品の前菜は、ローステッドレッドオニオン。マッシュルームが中に詰まっている。こちらも赤の彩なのだそう。

スープはパンプキンブルーテ。なめらかで濃厚なフランスのスープ。

サラダはスイカのサラダ。これも彩なのだろうが、基本的にサラダにフルーツを使うのは好きではないので、私のは今一な味。

メインは感謝祭らしく七面鳥。ローストターキーだ。

もう一品はニジマスのフィレステーキ。感謝祭に関係ないと思われたが、七面鳥よりは魚が好きなので私はこれを注文した。でも今日は七面鳥の方がうまく感じたかな。

感謝祭のデザートは、サンクスギビングパンプキンチーズケーキ。

そしてパンプキンマジパン。

かぼちゃ味に飽きるので追加でピスタチオアイスクリームもいただいた。

二夜連続の睡眠不足が効いてきたので、夕食後は早めにベッドへ。