本日の日の出は3時15分。明るくなっていったん目覚めるが、さすがに早すぎるので、2度寝する。5時過ぎに妻が起きてコーヒーを入れたので、起きて少しパソコン作業。
今日は8時からヨガ教室がある。前回は朝食後すぐの運動となり少々気持ち悪くなったので、今回はレストランが開くのを待たず、アーリーバードと名付けられた軽い朝食をラウンジで食べることにする。
スモークサーモンなどをベーグルに挟んでメインにし、他にパイナップル、ラズベリーヨーグルト、コーヒー、オレンジジュースなどをいただいた。

8時からヨガ教室。前回以上に動いて、気持ちよく汗をかく。

9時にヨガが終わって、すぐにサウナへ。
10時半頃に部屋へ戻る。昨日も見たマダラフルマカモメ(Cape petrel)が誘うように窓の外を飛んでいる。

サウナ帰りのバスローブのままベランダに出ると船の周りは流氷だらけ。

氷は密で、船はドーンドーンと氷に当たりながら進んでいく。

船が少し方向を変えると今日の目的地であるエレファント島が見えてきた。南極半島の沖に連なるサウスシェトランド諸島の最北に当たる島だ。

オットセイが乗っている流氷もちらほらある。

気分よく景色を見ていたら、アナウンスが入った。なんと氷が多過ぎるのでエレファント島に到達できないというのだ。
がっくりしていたところに巨大な氷山が近づいて来た。なんとそこにはたくさんのペンギン! 落ち込みそうなところで癒してくれるナイスなペンギン達だ。

最初にエレファント島が見えてから約1時間、ついに島は後方になり、さらに船は南に進んでいく。

本日のランチはイタリアン。イタリアの名物は意外に野菜料理が多い。

食事中に次々と氷山がやってきて、ペンギンが乗っているのも数多くある。南極に来たーという感じがして、楽しくなってくる。
デザートはイタリアンクリームケーキ。

もう一品はパンナコッタ。。イタリア語でコッタは焼いた、パンナは生クリームという意味。

食事中にクジラが来ているというアナウンスが入り、急いで食べて船首へ移動。クジラの大群でものすごい。潮を吹いたりもして面白かった。アナウンスが入った時に食事中だったので、出遅れ。先に船首に着いた人の合間からだったので写真は難しかった。
いったん部屋に戻って一休み。アフタヌーンティーの時間になって妻がラウンジを見に行った時に、再びクジラが来ていたようで、写真を撮っていた。

ロシアンティ―(ブラックティー)とコーヒーエクレアを部屋に持って帰って来たので一緒に食べる。

18時半のブリーフィングに合わせラウンジでペンギンズバー。今日はキューバリブレとソルティードッグ。

ブリーフィングで今日のコースと明日の南極上陸ポイントの説明があった。南極クルーズでは他のクルーズ船の位置がレーダーで把握できており、お互い無線で氷の状況などを共有するのだそう。赤丸の船が我々の船。下の青い船の情報で行けそうと判断し、矢印のルートに進むらしい。なんとしても南極に上陸したいがどうなることやら・・・。

19時からはいつも通りに夕食。前菜は、ビーフカルパッチョ。

スープはミネストローネ。

サラダはインサラータカプレーゼ。トマトの上のモッツァレラチーズが絶品。

メインは、フィレブランチーノ(Fillet of Branzino)、おいしい白身の魚だ。

もう一品は、チキンブレストマルサラ(Marsala)。マルサラは、イタリア・シチリア島西部にある町の名前で、そこで造られる酒精強化ワインで知られている。このワインで作ったソースが鳥の胸肉のパサつきを抑え、うまみを出している。

デザートはティラミス。

夕食後も明るく、キングジョージ島が見えてきたので、船首に見に行く。キングジョージ島は南極で唯一滑走路のある島だそう。日数の節約で、ここまで飛んでからの南極クルーズもある。

相変わらず氷山が流れてきており、時にペンギンやオットセイが乗っている。

ジャンプしながら船と平行に進むペンギンにここでも会えた。

行く手を氷が阻んでいる。朝のエレファント島の時よりも氷が大きいのだが、進めるのか?

ペンギンが乗っている氷に船が近づくと、ペンギンは一斉に海に飛び込む。しかし、よく見ていると必ず一羽残っている。飛び降りるタイミングを失って残るのかと思っていたが、見ているとそうではなさそう。皆が戻ってきた時のための留守番役として残るのだと思われた。

どんどん氷が多くなっているが、船はそのまま突き進む。

船首の先端から下をのぞくと、氷を割りながら進んでいる様子がよく見える。

氷に当たる部分は赤い塗装が剥げてきているが、船はそのまま突き進む。

これが最後の流氷群。

22時を過ぎてようやく流氷群を抜けきって、船と氷がぶつかる音も止んだ。
予定の上陸が出来なかったが、南極らしい船旅で楽しい一日が終わった。楽しくはあったがやはり上陸はしたい。明日うまくいくことを祈りつつ、眠りにつく。