慣れてきたのもあるが、揺れがひどかったのは夜中だけで、朝の天気はそう悪くなかった。
朝食はいつも通りに7時半から。今まで食べていなかったものにトライするため、お粥は止めておく。

エッグベネディクト(Eggs Benedict)は、カリカリに焼いたイングリッシュマフィンの上に、ハムやベーコン、ポーチドエッグ(落とし卵)を乗せ、オランデーズソースをかけて仕上げたもので、ニューヨーク発祥の人気のある朝食メニューだ。なかなかおいしい。

ヨーグルトにはちみつをかけたものも食べてみた。

朝食後はサウナ。天候が回復しており、のんびり入れる。
サウナの後は部屋でのんびりと写真整理する。
妻は一人で船内クリニック見学に出かけた。クリニックは小さいが簡単な手術もできる設備が備わっている。大規模な患者収容が必要なときは4階レストランがセカンドホスピタルになるという。2023年、コロナの後で就航した新しい船なので色々対策は考えられている。とはいえ、設計段階はまだコロナ前。後から対策を考えただけにも思える。船医は女医さんでベネズエラ人、右の男性は看護師でフィリピン人だ。

昼食前にラウンジに行き、ペンギンズバー。ドレークパッセージ(左)とギムレット。ドレークパッセージ=ドレーク海峡は、南極クルーズのスペシャルカクテルだ。バーメニューの最初の方にあるが、船がドレーク海峡に進むまで飲むのを待っていたのだ。バーボンとドランブイ(Drambuie)、アイスティーのカクテルだ。甘くて飲みやすいカクテルで、世界で最も荒れる海域として知られるドレーク海峡のイメージとは違っていた。

船の通路や踊り場では飾り付けが色々な場所で進んでいる。今夜のパーティーの準備?

今日のランチのテーマは米国。コーンチャウダー、マッケンチーズ、チキンバーベキュー、ケイジャンレインボー、ローステッドフランクステイク、コブサラダなどなど。最近は米国内を色々訪問していたためか、妻は大喜びだ。

食事の時はずっとワインか水だったが、たまにはと思いビールを注文する。クルーズの最後になり、有名どころのビールは欠品している。タスカーはケニアでよく飲んだケニアビールだ。

セイブリューはインド洋の島国セイシェルのビールだ。

海も空も真っ青で、昨日の悪天が噓のよう。

おいしいデザートを食べるチャンスはもうあまりないので、デザートは4品選ぶ。どれも素晴らしくおいしい。
ボストンクリームパイ。

ブルーベリーパイ。

マンゴーチーズケーキ。

サンフランシスコファッジブラウニー。

廊下に飾ってあったポスターの地図に今回のルートが手書きが書き加えられている。南極だけのクルーズのルートに比べると今回のクルーズはすごく移動距離が長いことが、これを見ると良くわかる。ちなみにこのポスターは富くじの商品になっている。

18時から船長主催のさよならパーティーがある。最後の夜である明日のはずだったのに今夜ということは、半日早く出発したために明日夜にはアルゼンチンのウシュアイアに着いているのかも。悪天候のために南極を出るのが本来の計画よりも半日以上早かったのだから、明後日朝着く予定が明日夜になってもおかしくはないのか。この船旅がもうすぐ終わってしまうのはすごく寂しくて悲しい。
パーティー会場でもあるラウンジの入口では、キャビアのつまみなどが用意されている。

パーティーでの乾杯用シャンパンにキャビアなどのつまみでペンギンズバー。

やっぱりカクテルも欲しいので、マルガリータとコスモポリタンをオーダー。ウォッカも乾杯用だったみたいで、ウォッカも配られ、テーブルには何種類もお酒が並んでしまった。

今まで乗客の前に姿を現さなかった厨房のスタッフや機関室のスタッフも今日は姿を現した。皆にこにこしており、楽しそう。自分たちを含めた乗客側もみんな楽しそう。

期待以上に面白いものが見れたし、食事も期待以上だった。トリスタンダクーニャが短かったことや唐突に南極最終日がなくなったので不満がゼロではないが、素晴らしいクルーズであり、参加して良かったと心から思えた。
19時からはいつも通りに夕食が始まる。前菜は、牛のたたき。これはうまい。

アランチーニは、イタリア・シチリア島名物のライスコロッケ。2年ほど前の大みそかにシチリアで食べている。

スープはキャロットスープ。

サラダは、ビーフステイクトマトサラダ。ステーキ状にカットしているというだけで、牛肉はない。

焼き茄子の西京味噌ダレ。西京味噌があるならもっと色々出して欲しかったかな。

サーフアンドターフ。ステーキ&ロブスターで、気分がリッチになる。

パーティーでお酒をたくさん飲んだ上に食事の時にもワインをいただいた。デザートの注文を中々取りに来なかったこともあり、デザートは食べずに部屋に引き上げた。
しかし、部屋は掃除中で入れず。仕方なくラウンジに行く。皆さんパーティーでハイになったまま食事に来ていて、そのままレストランで飲んでいるようではあったが、誰もいないとは思わなかった。スタッフもいないラウンジは初めてだ。

最近日没時間がすごく遅く、明るいうちに寝ていたので、久しぶりに夕日を眺めた気がする。一気に北上しているのでこれからは暗い時間が長くなるはず。旅が終わりに近づいたと夕陽を見ながらまた思ってしまった