午前2時に乗り込んだのはサンパウロ行のLATAM航空。ランチリが拡大してラン航空になり、ブラジルのタム航空が合併してできた南米最大の航空会社だ。公式サイトは国別に分かれており、チリのサイトやブラジルのサイトだけでなく、ペルーのサイトやコロンビアのサイトなどがある。元は日本のサイトもあったのか、どれにアクセスしても日本のサイトに遷移しようとするが、日本サイトはエラーになって入れない。一度他に国のサイトにしても途中でまた遷移しようとして困ったが、ブラウザの優先言語を英語に変えたら遷移が止まった。どこの国のサイトにしても作りは同じだが、支払通貨を米ドルにすると値段が微妙に違ってくる。元の値段は出発国通貨ではなく、販売国通貨で決まっているようなのだ。購入時は、ブラジル>チリ>コロンビア>ペルーの順番で安くなっていったので、ペルーのサイトで購入した。
出発は定刻の2時半頃。スナック菓子とジュースのサービスで一度起こされたが、ほぼ眠っていた。気が付いたらブラジル到着だ。定刻よりも若干早い5時10分の到着となる。
時間がありすぎるときに限って、入国は非常にスムーズだ。キャッシュレスが浸透しており、現地通貨を入手する必要もない。インターネットも日本のシムカードがそのまま使える。少しベンチで休むが、眠れる雰囲気ではなく、さっさと宿に向かうことにする。
サンパウロは空港にメトロが来ているので、街までメトロに乗れば早くて非常に安く行ける。空港内を走る無料シャトルバスで、メトロの駅へ。切符の自動販売機はクレジットカードは使えず。カードを使えると聞いていたので窓口に並んだが、カードは切符を買うのではなく、自動改札でタッチ決済を使って乗るのだそう。
予約している宿の最寄り駅であるサンタセシリアまで、メトロを2度乗り換えねばならない。最初は始発なのでのんびり座って行けたが、次に乗り換える駅のメトロは通勤時間になってしまったこともあり、日本の通勤列車並みの混雑だ。荷物を持ったままで乗る気がせず、一本見送る。次も同様なので、とりあえず逆方向に乗る。少々戻ってもすれ違う列車はぎゅう詰めなので、開き直ってかなり遠かったが始発駅まで戻った。その線の始発駅は乗換駅でもあり、どうせなら違う線に乗車し、景色を楽しむことにする。3路線目も始発から乗ったので座れたが、中心部に近づくとかなり混んできた。

9時過ぎにサンタセシリア駅に着く。メトロに乗っていた時間は約2時間だ。本来のルートの倍ほどかかっている。地下鉄の駅を出ると目の前が、サンタセシリア教会。19世紀に建てられた教会で、サンパウロ市内で最も美しい教会の一つとされている。

宿は小さな下宿屋のような宿だった。チェックイン時間はまだまだで、部屋はまだ空いていなかったが、空いている部屋で休んで良いと通してもらえて助かった。泊った部屋は奥に面した静かな部屋だったが、最初に通された部屋は、外に面して街の様子を眺めるのにはよかった。

ブラジル式のコーヒーカフェジーニョ(Cafézinho)をいただいた。エスプレッソのように濃いコーヒーを甘くして少しだけ飲むのがブラジル式だが、小さなカップがなく、マグカップに浅く入れてもらった。ブラジルを旅すると毎日飲むのがこのカフェジーニョ、懐かしい味だ。

掃除が終わり、通された部屋はミニキッチンのある部屋。2泊だけなので何も作らないと思うが、長期滞在したくなるような部屋である。

寝不足だったので昼寝。
15時頃から宿の近くを散歩する。小売店の立ち並ぶ下町ぽさを残す地区で、歩いていて楽しい。写真は肉屋。肉の種類が多い上に加工肉も各種あり、品揃えがすごい。

車でビールの路上販売をする兄ちゃんたち。ブラジルは、中国、米国に次いで世界第3位のビール消費大国だ。

路上市が開かれており、歩いてみる。観光客用ではなく、地元民のための市で、普通の衣類や小物が多く並べられていた。

バーの店先でお酒を飲む人々。店内にテーブル席もあるが、多くの人が歩道に置かれた台の上にグラスやつまみを並べて飲んでいる。

レストランも路上のテーブル席が人気で、きれいな店内の席よりも外がにぎやかだ。

ここで昼食兼夕食の食事をとる。カルニアサーダアオモリョ(Carne Assada ao Molho)=焼肉のソースあえのセット。フェイジャオン(Feijão)=豆のスープも付いてくる。

もう一品は、フィガドアセボラード(Fígado Acebolado)=レバーと玉ねぎのグリルがメインのセットメニューだ。これにもフェイジャオンは付いてくる。

クルーズ船でカクテルにはまった妻は、ここでもカクテルを注文する。飲んでいるのはカイピリーニャ。ブラジルで一番人気のあるカクテルだ。ちなみに私はビールを頼んだ。

路上で食べたので分からなかったが、店内はかなりおしゃれなレストラン&バーだった。

宿に戻る前にスーパーに立ち寄る。ビールの値段は店で飲む3分の1くらい。自分で飲めないカクテルの方がお得かも。酒のコーナーは充実していて、日本酒まで売っている。
実際の治安は分からないが、夜間の治安は悪いことで有名なサンパウロだ。特にすることもないので、まだ明るい18時頃に宿へ戻る。疲れており、シャワーを浴びたらさっさと就寝。