妻が朝4時に起きて昼の弁当を作っていてくれた。5時に起きて、軽い朝食をとり、5時半に出発する。

タクシーもなく、今朝も駅まで約30分歩く。ホームに着いてしばらくしたら列車が入ってきた。今日も定刻だ。

6時半に列車は出発。列車はここまで乗車したのと同じセメイ始発のアスタナ行き。今日は3時間ほどの乗車なので景色を見ていたら、あっという間に乗換駅であるモインティ(Мойынты)に到着する。
モインティの駅には売店がなく、おばさんたちが食べ物を持ってホームに売りに来ている。食事時ではないせいか、売れ行きは今一つ。

モインティは首都アスタナと最大の都市アルマトイを結ぶ幹線に位置する分岐点だ。しかし良い乗り継ぎ列車はなく、バルカシュからアルマトイへは通常バスで行く。我々はここからカザフスタン第3の都市であるシムケントに向かう。シムケントならバスも直行がないので、少しくらいここで乗り換える人がいるかと思ったが、ここで列車を乗り換える人はいなかった。
最近ガス爆発があったそうで、駅舎やカフェは閉まっている。付近を少し歩くが、モスクがあるくらいで商店もない。駅敷地の隅っこにある駅事務所の外にあるテーブルセットのところで昼食にする。

マカロニをニンニクと醤油で味付けし、コーンとグリーンピースを乗せたパスタ弁当に、昨日の残りのザワークラウトと羊のお尻の燻製を食べた。

一人で村の散策に出る。駅前の道から未舗装で、人通りは皆無。駅前に商店もなく、板やトタンの壁で中がのぞけない家が続く。

少し奥に行くと入口の開いたままの家も多い。牛を飼っている農家では干し草が積んであった。

放し飼いの牛もおり、道の真ん中に干し草が積んである。

絨毯を干している家。ここでやっと人を見かけたが、すぐに引っ込んでしまった。

村はずれ、少し離れた場所に墓地がある。

白い壁の民家。

公園の柵に斧や弓矢、ナイフなど。

村で唯一の見どころらしき像?

モスク。

できるだけゆっくりと歩いたが、1時間ほどで村中の散歩が終わった。
駅事務所の一角にある臨時の待合室が開いたので、そこに移動して15時過ぎまで時間をつぶす。15時40分、定刻より2分ほど遅れ列車がやってきた。

列車はすぐに出発する。荷物を置いて一息ついたところでアイスクリーム売りが来たので、買って食べる。

まだ残っているバウルサック食べ、コーヒーを飲みながら景色を眺める。

18時過ぎにサリシャガンに着く。夕食前の唯一の長時間停車なので、下車し食料を探す。

サモサやマントウ、魚の干物などがあったが、食べたいと思えるものはなく。結局なにも買わなかった。夕食はバウルサックのみで終わりにする。

サリシャガン出るとすぐに州境を越え、ジャンプール州となる。再びバルハシ湖岸になったので暗くなるまで景色を見ていた。
移動する列車でお祈りをするムスリムを初めて見た。

ジャンプール州は以前来た時に州都タラズに滞在しており、夜間の停車時に無理して下車することもない。夜の間にまた州を越えるが、気にせず寝ることにする。