伝統料理を出していた昨日のレストランで買っておいたタブン(touton)を朝食にする。これもニューファンドランドの伝統料理だそう。ずっしりと重い揚げパンだ。

ニューファンドランドに来てからは見どころが多く、頑張ったので、今朝は少しゆっくりとすごす。
11時に出発し、スーパーで買い出し。そして120キロほど走ってキャッスルヒル国定史跡へ。この丘の上に最初の要塞が築かれたたのは、イギリスとフランスが北米の支配権を争っていた時代である17世紀末だった。フランスが最初に築いたが、支配権はフランスとイギリスの間で何度も入れ替わっている要衝の地なのだ。

要塞跡を見学した後で、ビジターセンターに入る。戦争の歴史だけでなく、タラ漁についての展示も多かった。ここがこの地域のタラ漁の中心で、積出港でもあったのだ。先ほど要塞から見下ろした浜辺でたくさんのタラが干され、干物にしていたのだそう。

見学の後、外のテーブルセットで遅いランチ。マスタードピクルスもニューファンドランドの伝統食。ニューファンドランドのソウルフードとまで言われているのだそう。

14時過ぎにキャッスルヒルを出発し、14時20分に本土のノバスコシア州に渡るフェリー乗場に到着した。出航予定は17時なのでまだ駐車場はがらんとしている。

ニューファンドランド島からノバスコシア州にわたるフェリーは2路線あり、セントジョンズから約130キロのここアルジェンシャからのフェリーと900キロ先のバスク港からのフェリーだ。フェリーの距離が短いバスク港からは毎日2-3便あるが、こちらは週に3便。夏は予約が必須とのことで、日本を出る前に予約をしている。数日前にチェックしたら予想通り、もう7月いっぱいはどちらの船も車の空きはなくなっていた。
早く港に着いたのでフェリーターミナルで休む。ミニコンサートが行われており、私の知っている曲も演奏して楽しめた。

15時40分、いよいよ乗船だ。

夜行船なので本日の走行はここまで。距離は129キロ。
前回のフェリーと同様に車を乗せるスペースがフルになるだけで、乗客のみならたくさん空いている。なので、船内は割とゆったりしている。出港前に船内を散歩。甲板の最後尾から車のスペースが見えた。このフェリーは片側しか開かず、最後尾でUターンして方向を変える。何故か横向きのまま駐車している車があるのが不思議だ。

17時20分に出航。
20時頃に再び船内を散歩。乗船しているリクライニングシート部分は混雑しておらず、一人で3席分使えたが、バーは何故か満員になっている。

大きな船なのでエンターテイメントもある。

テーブルのある場所は込んでいたので、寝るために確保している場所に戻り、床に座って夕食をとる。

リクライニングシートは使わず。床にマットを敷き、寝袋に入って、横になった。到着は明日朝9時の予定だ。