朝起きるともう陸地は見えていた。船で朝食をすませしばらく待っていると、ノバスコシア州ケープブレトン島にあるノースシドニーの港が見えてきた。ノバスコシア時間の8時30分。ニューファンドランド時間だと8時、時差は30分だ。

9時にノースシドニーへ上陸し、運転を再開する。ノースシドニーで給油や買い出しをする予定だったが、港からの道は自動車道で、街を抜けてからのインターチェンジでUターンしなければ街に行けなかった。戻るのも面倒なのでそのまま進む。最初のガソリンスタンドで給油。
シール・アイランド橋を渡って少し進むとトランスカナダハイウェイから離れ、本日の目的地ケープブレトンハイランズ国立公園への道に入る。ここからの道はカボットトレイルと呼ばれ、「北米で最も美しいドライブコース」として人気がある。

10時25分、国立公園の入口にあたるインゴニッシュビジターセンターを訪れる。カボットトレイルの地図などを入手し、ビジターセンター裏にあるキャンプ場を訪れる。カナダガンがたくさんいて癒される。

イゴニッシュの小さなスーパーで買い出し。ノバスコシアとニューファンドランドの名物料理であるブラッドプディングを見つけた。そのままでも食べられるが通常は火を通して食べるものだそう。お店の人が加熱しカットまでしてくれ助かった。
レイキーズヘッドで昼食と思ったが人気のビューポイントであまりに人が多い。クジラを見るポイントで皆さん海の方を凝視しているが、今は見えないよう。もう少し進むことにする。

ブラックブルックコウブビーチは景色も良く、人も多過ぎず。お昼も近くなっていたので、ここでランチにする。

ブラッドプディングは期待通りのおいしさ。

ここからは山越えルート。途中でアスピー断層を越える。全長40キロにわたる巨大な断層は、長い年月の浸食によって大きなV字の谷を形成している。

山を下って海に出たところがプレザント湾。ホエールウォッチングの船が出る基地にもなっている漁村だ。巨大な鯨尾のモニュメントがある。

堤防に並んでいる籠はロブスターをとるためのもの。

ここからは海岸に沿って南に進むが、地形が険しいためいきなりの山道となる。登ったところがマッケンジー山ルックオフホエール。視界が広がり確かにホエールウォッチングの船が何艘も見える。その先にしぶきらしきものが上がっているのも見えた。しかし、裸眼で見るにはあまりに遠い。

マッケンジー山ルックオフホエールにあった絵で、先ほどの籠がロブスター用だと確認できた。

14時半、コーニー・ブルック・キャンプグランドに到着した。国立公園のキャンプ場なので有料だが、設備の割には安いキャンプ場だ。テントを張って、近くのビーチなど散歩。流木を拾えば焚火で遊べそう。

私はここで泊まる気満々だったが、妻が先に進みたいと言いだし、仕方なくテントをたたんで再出発する。
15時半、国立公園の反対側の入口に当たるシェティキャンプのビジターセンター到着。久しぶりにちゃんとインターネットにつながったのでしばらく調べ物などする。
途中、ティピ(先住民の天幕住居)で先住民文化体験をするので参加してほしいのパークレンジャーに誘われて参加する。

ビジターセンターを出発し、シェティキャンプのスーパーで再び買い出しする。スーパーの近くにあった教会前でキャンピングカーなら泊まれるという情報があり、見に行くとキャンピングカーの先客はいたが、街中過ぎてテントを張れる雰囲気はなし。

マーガリーフォークスでカボットトレイルから外れる。カボットトレイルは周回コースなので、この後再び山越えし、半島の東側に戻るが、我々は南下を続ける。
テントを張って泊まったという情報のあった空地でストップ。車道が近すぎてうるさすぎる。海の景色は良く、海岸に降りた場所でテントを張ることも考えたが、車道から丸見えの場所に車を放置することになるので、これも却下。先に進む。

メイン道路沿いは良いところがなさそうで、海沿いの裏道に入る。未舗装になって良さげな場所もあったが、キャンプ禁止の看板あり。
再びメイン道路と合流し、マボウにあるトレイルヘッドの公園に着いたのが18時半。キャンプ禁止の看板があるのでテントは張れないが、ここのテーブルセットで夕食にする。

夕食のメインは先ほど買ったミートローフ。

20時、ようやく良い場所を見つけたのでテントを張る。本日の走行は350キロ。