朝食はチキンカレー、朝からご飯はうれしい。
この旅で初めての連泊、出発前のパッキングをしなくていいのは嬉しい。
9時に出発。今日はプリンスエドワード島に日帰りだ。カナダ最長、長さ13キロの橋で繋がっており、車でそのまま走って行ける。

プリンスエドワード島に入るとジャガイモ畑がずっと続いている。

所々にジャガイモの無人販売があり、停まってみる。PEIは、Prince Edward Island 。ここは5ポンドで6ドル、スーパーよりもかなり安い。

無人販売所のあったところの農場。

11時前にポール・ラ・ジョワイエに到着。ここは1720年にフランス人が島で最初のヨーロッパ人として住みついた場所。この場所に要塞が築かれ、要塞の取り合いでフランスとイギリスは何度も戦争をしている。

要塞のあった場所は緑で覆われており、湾を隔てた対岸に州都であるシャーロットタウンの街が見える。

望遠で見るとシャーロットタウンはかなり大きな街に見える。

11時15分に出発。4キロ先に見えていたシャーロットタウンだが、道路は30キロあり、40分くらいかかった。大きくてにぎやかな街。観光客の姿も多い。駐車する場所がなかなか見つからないのは困った。

聖ダンスタン大聖堂など市内の見どころを見つつ駐車スペースを探すが、中心部は中々難しい。

少し離れた場所でようやく空きスペースを見つけ停車する。外観だけなら見たい場所は全部見てしまっていたし、歩いて戻るにはちょっと遠い。迷ったが、シャーロットタウン観光はこれで終わり、島の他の見どころに進むことにする。
シャーロットタウンから30分ほど走ると島の北岸に出る。12時40分、ヨークにあるダルベイ バイ ザ シー に到着する。ここは1895年に建造された高級リゾートホテル。カナダ国定史跡になっているが現在もホテルとして営業している。名作『赤毛のアン』のドラマ版に登場する「ホワイトサンズ・ホテル」のモデルとしても有名なのだそう。国定史跡として中を見学できるようになっているのがありがたい。

13時にダルベイ バイ ザ シーを出発。弁当を持ってきたので景色の良いところで食べたいが、また雨が降り出してしまった。国立公園となっている海岸部で食べるつもりが、そのまま公園から出てしまった。ニューグラスゴーの船着き場に車を停めてランチにする。湾内のムール貝養殖筏を見ながら、車内で食事だ。

タンドリーチキンがメインで、ライスやバナナ、ピーナッツなど。

14時10分に出発し、ノースラスティコにあるフィッシュマーケットへ。色々な魚介類が売られていたが、見ている間に売れていったのはロブスターばかり。

店の横には販売用にロブスターの捕獲籠も並んでいる。

スーパーマーケットなど見学した後、15時前にキャベンディッシュに到着した。プリンスエドワード島で人気ナンバーワンの観光地となっている『赤毛のアン』ゆかりの場所だ。
『赤毛のアン』の原題は、グリーンゲイブルズ。アンの家のモデルになった著者モンゴメリーの母方祖父のいとこの家の屋号だったそう。当時の建物が今もここに残されているのだ。

建物の中は『赤毛のアン』の世界が再現されている。

グリーンゲイブルズの庭から森に遊歩道が延びている。これも物語の中で『恋人の小径』として登場した場所である。

次々と観光客の来る場所だけあって周辺には大きな土産物屋がたくさんあった。
16時に出発する。来る時は料金所がなかったが、帰りに往復分支払うシステム。有人ゲートがあり、クレジットカードで支払えたのは助かった。
ニューブランズウィック州に戻ってからすぐの大きなスーパーへ。しかし、これといったものがなく、昨日買物した宿近くのスーパーにも寄って、プリンスエドワード産のムール貝を購入した。
18時に宿帰着。本日の走行は352キロだ。
夕食はもちろんムール貝。

夕食後、帰国便がストライキの予定だから変更を検討してほしいとウエストジェット航空からメールが来た。ストは8月2日からだそう。7月30日から8月4日の間の予約に関しては、一度の変更かキャンセルは手数料無料とするそうだ。予約は8月2日のフライト。まずは30日や31日のフライトが飛ぶのかどうか確かめようとしたが、ウエストジェット航空の電話はつながらず、チャットのみ。AIが答えるチャットから人間の答えるチャットに行くまでに何十分もかかった挙句、人間が答えるチャットになっても30日や31日のフライトが飛ぶのかどうかの返事はない。7月30日から8月4日の間の予約に関しては、一度の変更かキャンセルは無料とするとしか答えが返ってこないのだ。変更無料は一度だけなので飛ばない日に変えても面倒なことになるだけ…。インターネット上で情報を探したが、2日からストだとの情報しか見つからない。ただ、昨年カナディアン航空がストした時には当日のストに備え3日前から間引きで欠航が出たということは分かった。日付変更線を越えるので2日からストなら1日の便も欠航だろう。30日と31日は分からない。実は2日前、ストとは別に妻の母が入院したという連絡があった。なので、なるべく早く帰国し、東京から島根に飛ぶ前に神奈川で見舞いに行きたく、スト後の帰国は避けたいところ。ここからウィニペグまではまっすぐ走っても3300キロ。来る時の道をなるべく避けた予定通りの道だと3500キロある。確実に飛ぶ29日のフライトに合わせるにはこの距離を5日で走らねばならない。それしかないと分かれば頑張れるが、その確認が出来ない…。変更が確定していないのに支払い済みのケベック市の宿代を捨てるのも悔しいし、ケベック位は見ておきたい。熟考の結果、明後日到着のケベック市までは予定通り走ることにする。ケベックからウィニペグは2700キロ。3日で走れば29日に乗れるが、難しい。やはり30日か31日のフライトにしたいと思う。