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2006年春 東欧»d5 カザンラク→ヴェリコ・タルノヴォ
ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、スロバキア、チェコ、ハンガリー
2006年04月23日(Sun)
d5 カザンラク→ヴェリコ・タルノヴォ
ワインとパン、サラダの朝食をとり、バスターミナルに向かう。ここのバスは行き先表示がなく、バスが来る度に行き先確認が必要で、かなり面倒だった。バスが遅れたので、定刻過ぎてからは逃してないかと不安に思いながらバスを待つ。
出発が遅れはしたが、空いているバスで乗り心地良し。山越えの道だが、思ったよりもなだからで、のんびりとした放牧地帯をバスは進んだ。
ヴェリコ・タルノヴォは昼前に着いたが、民宿を紹介してくれるというインフォメーションは土曜で閉まっていた。仕方なくガイドブックおすすめの宿に行くも、受付の感じが非常に悪く泊まる気がせず。しかし、次に見た宿はきれいで安く、感じも良く、気に入った。
部屋から見えるヤントラ川沿いの景色が素晴らしい。
全体的にこぎれいな街だが、トルコの古い街に似ている。石畳の旧市街は趣きあって実にいい。路地をふらふら歩くのに良いところだ。
サモヴォドスカタ・チャルシャ地区は工芸が盛んで、木彫りや金物など土産にしたくなるものを売る職人の店が並んでいる。
ツァレヴェツ丘には要塞があり、その頂上には大主教区教会が街を見下ろすように建っている。
要塞入口切符売り場でぼってきて、またか…。値段が明確に表示してあるのに、毎度まず噓の値段をいい、次に釣りをごまかそうとするのはどういうこと? 景色良いところだけど気分が悪くなる。
城山の頂上にある教会で土産売り場のおばばが、私のみから入場料を取ろうとし、理由を聞くと「中国人だから」。ついに切れてしまった。地元の英語を話す兄ちゃんも一緒になって言ってくれ、おばばは店番を放棄して逃げてしまったが…。良い場所なのに、人の印象があまりにも悪い。景色を眺めながら悶々としてしまった。
街に戻って歩いているといきなり空が真っ暗になり、大雨。インターネットカフェに飛び込む。日本語を書けるかと聞いたら、「多分無理。OSはリナックスだぞ」といわれ、びっくり。リナックスを使ってるカフェなんて記憶にない。まあ日本語を読めたのでOK。書く方法はあったのかなぁ。
外にでると晴れており、またぷらぷら散歩。最後は部屋からも見えていた吊り橋を渡って巨大なアッセン王のモニュメントを見に行く。ここも丘になっており、道の景色は良い。
夕食はレストランでサラダと土鍋を注文。しかし、サラダが来た後、いつまでたっても土鍋が来ない。さらだは特大で、普通に一食分なので、土鍋は忘れちゃったのか。ビールも飲んでお腹もいっぱい。1時間日記を書いて待つが来ないので、土鍋はキャンセルした。サラダは美味くて満足だけど、チーズフォンデュのような土鍋も美味そうだったので心残りだ。