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2023-24年地中海»18日目 フェリアナ-タラ-ケフ-ビゼルト
2023年12月28日(Thu)
18日目 フェリアナ-タラ-ケフ-ビゼルト
朝のフェリアナ。肉屋の牛頭にちょっとびっくり。
サンドイッチを買って、部屋で朝食。買ったのは昨夜の夕食の店なので具はだいたい同じで、味も似たようなもの。
出発は9時半だった。砂漠気候帯はこの辺りまで。だんだん緑が増え、ステップ気候帯に入ってゆく。
85キロ、1時間40分進んだタラの街で大きな野外市が開かれていた。大勢の人が集まる賑やかな市。品数は多いが、目新しいものはない。
昼食には早かったので、何も買わずに出ようとしたところで、妻が古着屋で北国の狩人のような帽子を見つけ、購入した。
13時、ケフ県の県都ケフに到着。紀元前のカルタゴ時代から栄えた都市で、山頂にある要塞で知られている。まずは昼食を取りに、事前に調べてあった隠れレストランに行く。しかし、予約制のようで営業しておらず、がっくり。近くに美しいシディアリベンサレハモスクがあった。
もう要塞の近くだったので、先に要塞=カスバエルケフを訪れる。入口辺りは非常にきれいでした。
しかし、中はゴミだらけでがっかり。せっかくの歴史的に貴重な要塞なのにこれではどうしようもない。
気を取り直し、街に戻って昼食だ。非常におしゃれなレストランに入る。最初に出てきた付け合わせの前菜が素晴らしかった。器がおしゃれだし、種類も量も多い。
注文したメインディッシュは、マカローナ(左下)とクスクス(中央上)。普通においしいが前菜の方が印象に残った。
ケフを過ぎるとステップ気候地帯を抜け、温帯の地中海性気候地帯となる。緑が続き、砂漠が終わったのが良く分かった。
本日は一気にチュニジアの北端にあるビゼルトまで移動した。ここでやっと連泊なので、良さげなホテルを事前に予約しておいたのだ。
良さげといっても、古いビーチリゾートが出しているオフシーズンの格安料金で、部屋はまあまあ。でも今回の旅で初めてバスタブのある宿。久しぶりに風呂に浸かって、嬉しかった。