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2023-24年地中海»20日目 ビゼルト-チュニス-カルタゴ-ラマルサ-チュニス-ラグレット
2023年12月30日(Sat)
20日目 ビゼルト-チュニス-カルタゴ-ラマルサ-チュニス-ラグレット
チュニジアの最終日。昨日とほぼ同様の朝食を済ませ、チェックアウト時間の11時まで部屋でのんびり過ごす。12時半頃チュニスで一番大きいと聞いていたカルフールに行く。大きなカルフールならワインがあると聞いていたから来たのだが、この店にはなかった。ワインを置いてあるというカルフールの別店舗を教えてもらい、買い物はせずに出発する。先にカルタゴ遺跡、そしてシディブサイドに向かう。
古代国家カルタゴは紀元前9世紀に建国され、ローマに滅ぼされるまで約700年間に渡って地中海の覇者として栄えた。ローマに滅ぼされた後も首都カルタゴはローマ帝国の都市として再建され長くに渡って繁栄した。そのため現在のカルタゴ市には数多くの遺跡が点在している。今回は車から遺跡を何ヶ所か見ただけ。
カルタゴ市に隣接するシディブサイドは、青と白が美しい観光客に人気の街となっている。急坂の続く狭い街で、駐車場はかなり離れた場所にしかない。仕方ないのでここも車から見て回っただけ。
メインの通りを一本はずれれば静かだが、駐車する道幅はない。
シディブサイドがあまりにツーリスティックだし、車が停められないので、ランチは隣町のラマルサでとることにする。クスクス専門店だが、大人気で席がない。でも妻のお目当ての料理が2品もあったので、またも席が空くのを待つことになった。
前菜はおしゃれだが、小盛で少し物足りず。
お目当てのオスベンはモツ料理。クスクスによく合う。
そしてもう一品はムルキーヤ、日本でいうモロヘイヤ。家で育てているくらい好きなので、これは嬉しい。エジプトで食べるスープよりももっと、こってり、ねっとりで、うまい!
食事の後は、先ほど教えてもらったカルフールに行き、夕食とワインの買い出し。以前来た時は色んな街でワインショップを見つけてチュニジアワインを飲んでいたが、今回は最終日の今日までワインを全く見なかった。バー併設のホテルに2度泊っているが、どちらも飲まれていたのはビールばかりだった。
17時前に空港に戻り着き、レンタカーを返却。1週間で2000キロ弱の走行だった。このまま飛行機での出発なら良かったが、今日の出発は船。港まで移動しなければならない。出港時間は0時で、4時間前がチェックインタイム。タクシーで行くのでまだ早すぎたが、落ち着ける場所がなく。17時半に出発した。フェリー乗り場のあるラグレットの街の中心部で、タクシーを下車し、散歩しながら港に向かう。カフェにでも入るつもりだったが、なんとなくそのまま港まで歩いてしまった。港の待合室には店もない。小銭が余っていたので港の外まで出て、ジュースや水を買ってきた。
20時にチェックインは出来たが、船は遅延している。出国手続きしてからの場所は椅子もない場所で悲惨だった。本来は禁煙だが、たばこ好きの皆さんが何時間も我慢できるはずもなく、換気もない場所でガンガンタバコを吸うのでノドを痛めてしまった。
日が変わり、1時になってようやく乗船が始まった。
いつもはキャビンをとらないが、今回はキャビンにしてみた。
ずっとイスラム圏なのでアルコールは我慢してきた。ここで終に酒を解禁し、酒盛りだ。