旅して»
旅紀行»旅日記»
2023-24年地中海»28日目 ピレウス-
2024年01月07日(Sun)
28日目 ピレウス-
夜中の南京虫攻撃でよく眠れず。明るくなると隠れて出てこないので、明るくなってから眠る。ピレウスで観光する場所も考えていたが、そんな気分ではなくなり、午前中は部屋でゆっくり休んだ。
チェックアウトリミットの12時に荷物を預けて出掛ける。まずは昼食。しかし、日曜日なので空いている店が少なく、中々決められなかった。入ったのはグリル屋さん。
食べたのはギロス(上の皿)とチェバプ(下の皿)。ギロスは上の写真で焼いている肉で、トルコのドネルケバブと同じもの。とはいえ、ここはイスラム圏ではないので豚肉もあり、豚のギロスである。チェバプは昨日も食べたバルカン名物チェヴァプチチと同じもの。こちらは羊肉だった。付け合わせのポテトが揚げたてで、非常に美味い。白いのはザジキ、さっぱりした味でこれも美味しい。
船で食べる食料を買おうと、街を歩き回るが本当に店が開いていない。日曜日とはいえ、ここまで店が開いていないと思わなかった。店がが開いていない代わりに蚤の市があったり、古着市があったり。
ピレウスの港は非常に広く、港内を無料バスが走っている。しかし、街中で開いている食料品店が見つからなかったので、今夜の船の出る埠頭方面に向かって店を探しながら2キロの道を歩いた。
早めに乗船しようと14時に埠頭に着いたが、乗船が始まっていない。
荷物を妻に見てもらい、もう一度無料バスで街に戻り、食料を探す。せっかく街を歩き回っているので聖三位一体教会の写真を撮った。
結局、駅の売店で菓子パンとジュースが買えただけだった。
無料バスで港に戻り、乗船する。閑散期のはずなのに船はすごく混んでいる。後から聞いた話だが、ギリシャでは主顕節がクリスマスよりも重要に扱われる地域が広くあり、年末から新年へのクリスマス休暇の代わりに、主顕節からの1週間を休みとする習慣があるのだそう。この期間は帰省する習慣があり、我々が向かうロードス島などに帰省する人々でごった返しているのだった。
夕食は先ほど買ってきたパンとジュース。これを朝に回して船のレストランに行くことも考えていたが、こんなに混んでいては行く気分にならない。