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2023-24年地中海»50日目 ブルサ-ジュマルクズック-ブルサ
2024年01月29日(Mon)
50日目 ブルサ-ジュマルクズック-ブルサ
ホテルの朝食は期待以上に種類が豊富で、素晴らしい!
美味しいスープがあり、パンの種類も豊富で、本日はフレンチトーストを選んだ。
食事の後で妻はそれぞれの現地名などをホテルの人に聞くので、これだけ種類が多いと時間がすごくかかる。でも分かっていると思っているものでも確かめないと勘違いも生じる。写真の赤茶色の食べ物は、イスタンブールの初日に食べたチーキョフテと見た目が同じで、こんな味のものもあるのかなくらいに思っていた。しかし、これはカフワウツルクアジカ(Kahvaltılık Acuka)という全く違うもので、パンに塗るディップなのだった。
本日は世界遺産「ブルサとジュマルクズック:オスマン帝国発祥の地」の名称でブルサと併記されているジュマルクズック村に向かう。宿の近くから1時間に1本直行バスがあるはずなので時間を合わせて出掛けたが、全然来なかった。時刻表があてにならないようなので、10分ほど歩いてメトロの駅へ。メトロとミニバスを乗り継いで11時頃ジュマルクズック村に到着した。土産物屋が並んでいるが、閉まっている店が多く、少し寂しい感じがする。
ジュマルクズックは、14世紀のオスマン帝国初期の時代からその姿を大きく変えておらず、オスマン帝国初期の田舎の建築構造がそのまま残っていることで知られている。2階の出窓が古いトルコ建築の目立つ特徴だ。
土産物屋や民宿が軒を並べ、今は観光にかなり依存した村になっている。売られているものの中では、村で作られている桑の実のシロップやジュース、野菜の漬物などが目に付いた。
多くの道は狭い石畳で車が通れない道幅だが、メインの広場までは車道があるようで、車が入っている。
タイムスリップしたようなたたずまいの路地をひたすら歩きまわる。
曇天も相まって、がれきのある場所はかなり寂しい感じがする。
12時を過ぎると観光客の数が多くなってきた。ツアーも何組か来ている。店もほぼ全部営業を始めた。静かな時間に村を堪能出来て良かったなと思いながら、村を後にする。
直行バスでブルサに戻る。宿方面へのバスではなかったので、トラムに乗り換え、いったんホテルに戻る。
昼食は昨夜美味しかったスープ屋を再訪問。ニンニクスープと溶かしバターを今日もかけてもらう。
今日食べたのは、羊の足のスープと羊の頭のスープ。具は沈んでいるので見た目は2つともほぼ同じ。でも沈んでいるだけなので、肉はたっぷり入っている。下の写真は頭の方。
この後、妻はハマムへ。昨日見た15世紀に建てられたチャキールハマムだ。表の入口は男性用で、女性用は裏側に入り口があった。
ハマムでマッサージなど一通り楽しんだ後休んでいる時に、妻は従業員の夕食に誘われ、一緒にドルマを巻いて食べたそう。昨日食べたドルマはブドウの葉で巻いたものだが、今日のはキャベツで巻いている。
私は妻をハマムに送った後は、少し街歩き。そして、スーパーマーケットで土産用にトルコの茶葉を購入し、宿に戻った。
夕食は妻が持って帰ってきたドルマで終了。