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2023年酷暑期のインド

16日目 -(列車移動)-

　今日はずっと列車の中で過ごし、夜中に下車する予定だ。なるべく寝ておきたいので明るくなっても起き上がらず、横になったままで過ごす。
　朝のチャイは飲んだが、その後どんどん気温が高くなってきて、食欲がなくなってしまった。ひたすら水分補給のみ。窓からの風が暑くなってきたのは気温が体温を越えたのだろう。
　何も食べないと体力を消耗するばかりなので、昼は卵カレーの弁当を購入する。昨日の昼以降はまともに食事していなかったので、食欲はなくとも普通に食べられた。リシケシュでは、基本市内すべての食堂がベジタリアン食しか出していない。その前にいたゴールデンテンプルもすべての食事がベジタリアン。卵は久しぶりに食べたノンベジ食である。

　午後は窓から入る風が完全に熱風になり、窓を閉めた方がマシな状態に。この日の昼間はずっと40度越えで、最高気温は43度だったらしい。暑いわけだ。あまりに暑いと何もする気にならず、水分補給しながら横になっているだけ。ヒンドスターン平野をひた走っているだけなのでたいした景色ではないと思うが、窓を閉めているので見ることはできない。
　日が暮れて少し涼しくなったので夕食をとりたかったが、中々食事を売りに来ず。本日も夕食抜きになってしまった。バラナシを過ぎてガンジス川を渡ったのが20時過ぎ。この時点で定刻よりも約4時間遅れている。このままの遅れだと下車するのが午前3時半頃。どうせならもっと遅れてくれれば良いのだが。