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2023年酷暑期のインド

2023年06月11日(Sun)

18日目 マデュバン-イスリ-コルカタ

 宿のチェックアウト時間が6時なので、頑張って5時半に起きる。6時にチェックアウトをした後、宿のカフェテリアで朝食。元々食べるものの種類が少ない上に、早朝はさらにできるものが限られており、昨日と全く同じでポアとチャイの朝食となる。巡礼宿なので裸の僧が朝から行き来をしていた。
23/06/11 10:08:26
 6時40分頃宿を出て、乗り合いミニバスを探しに行く。すぐに見つかり、あまり待つことなく出発した。値段も定価の一人70ルピーですんなりとOKになる。
 来る時の苦労は何だったのかと思うほどあっさりとパラスナート駅に到着した。7時半、列車の予定時刻である10時まで2時間半もあるが、そのままホームにあるベンチで横になる。
 9時半頃に一人でバザールに行くが、さしたるものはない。ここもジャイナ寺院が多く、食事はマデュバンとさして変わりない。ランチは列車内で買う方が良さそうなのでマンゴージュースだけ買って駅に戻る。
 10時発の列車は遅れ、出発できたのは11時45分。駅を出てすぐに昨日登ったパラスナートの丘が見えた。山の向こう側から登ったのだが、一応こちら側にも登山道はある。伝統的な巡礼道がマデュバン側なのでそちらから行ったが、着いた時にもし宿が開いていて泊っていたら、こちら側から登ることも考えていたのだ。
23/06/11 15:20:10
 昼頃からぐんぐんと気温が上がり、また風が熱風になってしまった。大都市のダーンバードで食事を売りに来るだろうと思って乗車前に買わなかったが、そこに着く前に暑さで食欲がなくなってしまった。ランチは昨日の山登りの非常食に買ったビスケットと、おいしくてリピートしたマンゴージュース。
 列車は快調に走ったが、遅れは取り戻せず、コルカタ到着は17時半である。到着は街の中心に近いシールダー駅。ここから市バスに乗って空港に向かう。平日なら通勤ラッシュの時間で荷物を持ってのバスが難しい時間だが、日曜なので混んでおらず助かった。
 18時過ぎに空港ゲート前に到着する。妻の誕生日の前からまともな食事が出来ていないので、今日は高くても良さげなレストランに入りたい。といっても荷物があるので歩きたくもなく、目に付いた高級そうなホテルのレストランに入る。エアコンが効いており、ホッとした。食べたのはチキンビリヤニとマトンローガンジョシュ。どちらも非常においしく、楽しめた。
23/06/11 22:25:28
 食べている間にスコールが来た。雷も落ちている。ついに酷暑の季節が終わりを告げ、雨季に入ったのだ。雨は激しく、滝のよう。空港ターミナルまでここから約1キロ、歩くつもりだったが、とてもではないが歩けそうにない。タクシーに乗らざるを得ないのか・・・。時間はあるし、レストランも空いており、食事が終わった後もしばらくのんびりさせてもらった。
 スコールは1時間ほどで止み、無事空港ターミナルに歩いた。当てにしていた空港のATMが故障中で、現金が入手できない。一度中に入ったら外に出られない規則だが、無理言って外に出してもらうもATMはない。先ほどのホテルの辺りまで行かないとないそうだ。国を代表する国際空港なのに…。またスコールが来そうな気配なので、現金入手は諦めた。
 明日は朝5時のフライトでアンダマン諸島に飛ぶ予定。空港で仮眠とって明日に備える。
23/06/12 06:32:34
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