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2023年インド»19日目 コルカタ-ポートブレア
2023年06月12日(Mon)
19日目 コルカタ-ポートブレア
朝5時発のポートブレア行きインド航空機は定刻に離陸した。国内線とはいえLCCではないので、ちゃんとした機内食が出る。ベジタリアン食かノンベジタリアンかの選択で、ノンベジはソーセージとオムレツ。結構うまい。デザートのマンゴーヨーグルトもおいしかった。
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7時40分にアンダマン諸島のポートブレア到着。雨が降っていた。インド国内で雨期に入るのはアンダマン・ニコバル諸島が最も早く、5月半ばからすでに雨季に入っている。雨季なのは分かっていたが、朝からスコールで空港から離れられないとは思わなかった。雨が止むのを待つ間に空港のATMで現金入手。昨夜コルカタの空港で必死に探したのは何だったのか。もっともこの空港もATMは一台で、故障していたら大変なことになっていたかもしれない。
1時間ほど雨宿りし、同じ飛行機で着いた人々がいなくなった頃に雨は止んだ。空港から歩いて行ける宿を予約してあるので、歩いて行ってチェックイン。部屋は狭いが、きれいで滑走路が見下ろせる景色が素晴らしい宿だ。
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一休みしてから街に出る。まずは船のチケットを購入するために、バスに乗って港まで行く。アンダマン諸島でどう過ごすかを直前まで迷っていたが、雨季に辺鄙な場所に行って動けなくなったら怖いので、一番人気のあるハブロック島に滞在することに決めた。まずは足の確保。明日朝の船は満席でとれなかったが、明日午後のチケットを買うことができた。
港に来たので最初の観光として近くの魚市場を訪れる。
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期待したほど大きな魚市場ではないが、美味しそうな魚が並んでいる。
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近くには野菜市場もある。売られているものは本土とそう変わらない。島では採れそうにないものも多く、本土から多くの野菜や果物が運ばれているのだろう。
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インド各地にガンジー像があるが、金色に輝いているのは初めて見た。
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緑の多い街で、バナナ、マンゴー、パパイヤ、ヤシなどの木が、目に付く。
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牛やヤギが道を横断するのどかな街を、散歩する。
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別の市場にも行ってみる。こちらの方が規模の小さい市場だが、魚の鮮度は良く、美味しそう。
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野菜は同じような感じ。本土の町と変わらない。
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ヒンズー寺院も本土と同じだ。街に住んでいるのは元々の住民ではなく、本土からの移住者ばかりなので当然のことなのだろう。
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魚が食べたくて食事場所を探したが、魚を置いているところが見つからない。このレストランでも食べている人のターリーを見たらベジタリアン食だったので、魚はないかと思ったが、フィッシュカレーならあるという。フィッシュフライも作っているので、待てば出せるという。
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ここでフィッシュカレーを食べることにした。魚がゴロゴロ入っていておいしそう。
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おじさんが食べていたターリーに追加でフィッシュカレーを食べる。ターリーなのでフィッシュ以外はお代わり自由だ。でもフィッシュカレーが圧倒的においしく、野菜カレーのお代わりはあまりせず。
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ターリーだと思っていた食事はメニューを見るとミールスになっている。基本的には同じものでどちらで呼んでも通じるが、一般的には南インドの呼称がミールスで、南インド以外の呼称がターリーとなっている。アンダマン諸島には東インドのベンガル人と南インドのタミル人の移住者が多い。タミルの店ではミールス、ベンガリーの店ではターリーとメニューには書いてあるのだ。
帰りはのんびり宿まで歩くことにする。ここのマンゴーは青マンゴーばかりで、収穫時期には少し早い。
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15時前に、宿に戻り着き、昨夜もその前もあまり寝ていないので、いったん昼寝。と思ったら、ハブロック島の宿が何故かキャンセルされてしまった。宿に直接連絡を取り、予約したサイトであるAgodaにも連絡を取る。何度もやり取りをし、さらにダメだったら他の宿も探さなくてはならず、昼寝どころではなくなった。最終的には元通りになったが、大変だった。
夕食時間にもう一度出かけるつもりが、スコールが何度も来たので、結局出かけず。