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2023年酷暑期のインド

2023年06月16日(Fri)

23日目 ハブロック島-ポートブレア

 朝から晴れているのは初めて。出発の日にようやく晴れるとは・・・。マンゴーやザクロなど買っておいた食料を全部食べ、身軽になって出発する。
 晴れていると港の海でもきれいに見える。ポートブレアに戻るガバメント船のすぐ後ろに、プライベートの高速船がやって来た。やはりあちらの船の方が快適そう。
23/06/16 12:26:14
 9時過ぎに船は出港した。来る時よりも混んでおり、指定は窓のない地下の船室を割り当てられている。船内を少し歩いてみたが、指定の席以外に居場所はなく。帰りは退屈な船旅となる。
 11時半にポートブレア到着。今度は港近くの宿を予約しており、歩いて宿へ。一休みして散歩に出る。まずは昼食だ。お酒を出す少し高級なレストランへ。注文したのはプラウンビリヤニ。
23/06/16 16:37:18
 そしてフィッシュフライ。今日の魚はスルマイフィッシュ(Surmai fish)、和名はタイワンサワラだ。鮪を少し淡白にしたような味でうまい。
23/06/16 16:37:50
 食事の後、スルマイフィッシュを見せてもらう。サワラのイメージよりも大型の魚だとこの時は思ったが、自分のイメージが間違っていたようで、日本のサワラも大型の魚だそう。
23/06/16 17:10:54
 客が少なかったので厨房のスタッフも少数だと思っていたら、大勢いた。酒を出す店なので夜に混むのだろうか。
23/06/16 17:11:26
 ポートブレアでは必見の観光地として知られるセルラー・ジェイルを訪れる。
 19世紀後半から当時のインドを支配していた英国政府はアンダマン諸島を流刑地として使用していた。囚人が増え、それまでの刑務所が手狭になり19世紀末から建設をはじめ、1906年から囚人の収容が始まったのがこの監獄で、多くの政治犯(インド独立の活動家)がここに収容されてきた。
 第2次世界大戦中に日本軍はここを占領し、インド独立の活動家を解放し、英国人看守や捕虜を収容する収容所に変えたため、英国からはかなりの恨みを買った場所だ。今は博物館となり、内部見学ができる。
23/06/16 17:38:56
 独房が並ぶ廊下が何本もあり、独房の中にも入ることができる。
23/06/16 17:43:42
 ほとんどの独房は殺風景な装飾のない部屋だが、数部屋には絵が描かれていた。
23/06/16 17:46:48
 観光中に少しスコールが来たが、それでも海はきれいに見える。しかし、空模様がかなり怪しくなったので、いったん宿に戻った。
23/06/16 18:15:54
 アンダマンのレストランでは毎回海鮮と決めていたので、夕食も魚だ。この店も基本はベジタブルターリーで、追加に魚カレーを注文する。魚の種類はポピ(popi)といっていたが、調べてもどんな魚か判明せず。
23/06/16 22:46:30
 もう一品、フィッシュフライも追加する。これも魚の種類は同じだそう。フライも美味しいが、この店はカレーがうまかった。
23/06/16 22:45:42
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