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2023年酷暑期のインド

2023年06月18日(Sun)

25日目 コルカタ-ジャグダルプル

 西ベンガル州のコルカタを出発した列車は夜中に入ったジャールカンド州を抜け、明け方にオリッサ(オーディシャー)州に入った。停車時間が15分と午前中では一番長いジャルスグダ駅でホームに出て、朝食になるものを探すが、食欲をそそるものがない。飲料水を補給し、マンゴージュースを購入しただけ。
23/06/18 11:21:16
 約1時間後の停車駅サンバルプールでサモサを購入し、朝食とする。
23/06/18 12:45:30
 サンバルプールを出るとすぐにマハナディ川を渡る。アンダマン諸島に行かない最初の計画ではサンバルプールに滞在し、このすぐ上流にある巨大なダム湖などを見学するはずだった。ダムのおかげで広い川幅に流れる水が非常に少なくなっている。
23/06/18 12:56:14
 ダム湖の下流では灌漑用水によって広大な農地が広がっているが、焼き畑のように焼かれた農地が目に付いた。雨季に入った今からこの辺りは水田になるはずだ。
23/06/18 13:45:48
 中々弁当を売りに来ず、15時半頃になってようやく弁当が買え、昼食にする。
23/06/18 19:01:16
 ラヤガーダからコラプットにかけては山越えで、線路は曲がりくねり、トンネルもたくさんある。少数民族地帯でも知られ、景色も他のインドとは異なる部分が多い。小屋のように見える藁の干し方はまるで西アフリカだ。
23/06/18 21:14:54
 ヒンズー教で崇められている牛もここでは普通に家畜だ。
23/06/18 21:15:08
 美しい棚田が広がっている風景もインドではあまり見ないものだろう。
23/06/18 21:24:26
 チャッティースガル州に入り、終着のジャグダルプルに到着したのは22時40分、定刻の40分遅れだ。この時間にバスは無く、乗り合いオートリキシャも行先が良く分からない。バスターミナルまで乗り合いオートリキシャで移動し、そこから予約しているホテルまでは歩くことになった。チャンドニーチョークにある先住部族のモニュメントまでくればホテルはもうすぐ。夜遅くまでにぎやかな街で歩いても問題はなかった。
23/06/19 02:41:52
 予約してあったホテルラクシュミーパレス(Hotel Laxmi Palace)に着いたのは23時20分頃、そして夜遅くなのに泊められないと断られた。外国人を泊めるライセンスがないという。この街の安宿は外国人を泊めるライセンスがないのが普通であり、そういうホテルには泊めてもらえないとの事前情報はあった。だからこそ予約サイトで泊まれる宿を探し、高かったが予約したのに…。前払いで支払ってあるので、簡単には引き下がれない。フロントは英語が通じず、先方のいうことはあまり分からない。予約サイトにも連絡したが、ライセンスの問題ではどうにもならないか…。しかし、30分くらい交渉していると何故か外国人を泊めるための申請書が出てきた。それを役所にもっていって許可をもらえばライセンスがなくても良いらしい。最初から出せよといいたかったが、この時間に役所が開いていると思えないし、色々問題なのだろう。まあ泊めてもらえることになり一安心。フロントの兄ちゃんが電話で呼び出した妹が、しばらくしてやって来た。彼女は英語が普通に話せ、通訳に呼ばれたのだ。おかげで正確な意思疎通も出来、助かった。
 部屋に入れたのは到着後1時間近くたってからだ。部屋はきれいだが、窓がない。これで今回の旅ではムンバイに次いで高い。しかし、泊まれただけで良しとしよう。
23/06/19 03:24:26
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