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2023年酷暑期のインド

2023年06月20日(Tue)

27日目 ジャグダルプル

 昨夜、歯のかぶせ物がとれてしまった。帰国までそのままにしようと思ったが、妻が近くの歯医者を調べてきてすぐに治療すべきだと主張する。はっきり言ってインドの田舎で歯医者に行くのは嫌だ。せめて明後日以降なら大都市なのにと思うが、しつこく主張され根負け。朝から行くことになる。一軒目が休診でもうやめたいと思ったが、すぐ近くにもあるというので、そちらへ。心理的な抵抗はすごく大きかったが、外れたかぶせ物は数ヶ月前に付けたばかりのもの。削る必要もなくはめるだけなので、治療はすぐに終わった。違和感の残るはめ方だが仕方ない。
23/06/20 14:02:36
 治療が終わったのが10時半。2時間は水も飲んではダメといわれてしまう。ものすごく暑い気温なのに水を飲めない状況で歩き回るのはさすがに危険だ。郊外の村でのウイークリーマーケットに行くのは諦めて、エアコンの効いたホテルで休むことにする。
 私が休んでいる間に妻は一人で昨日も行ったジャグダルプルの市場へ。ここから数枚の写真は妻が撮って来たもので私は見ていないので説明だけ。
 昨日は部族のおばさんが集まっている場所は一ヶ所しか気がつかなかったが、他にも何ヶ所かあったらしい。写真は燻製した魚を売る部族の女性。
23/06/20 14:25:06
 次は昨日の蒸留酒の原料である干したマフアの花。
23/06/20 14:44:52
 ミタと呼ばれるココナツで作ったウイロウは、買って帰って来たので、私も食べることができた。
23/06/20 14:57:56
 巨大なハヌマーン像。
23/06/20 15:20:42
 デモ。
23/06/20 15:26:42
 12時過ぎに妻がホテルに戻って来た。治療後2時間たった12時半にウイロウを食べ、お茶を飲む。歯の違和感がかなり残るが、そのままにするしかないので13時頃から昼食に出かける。
 いったん市場に行くが、市場に食堂はあまりなく、プラプラ見て歩いただけ。
23/06/20 16:53:24
 中々良い店がなく、昼食にありついたのは14時だ。この店はターリーではなくミールスと呼んでいた。この辺りも南インドの文化と北インドの文化が混ざっているのだ。
23/06/20 17:33:44
 食後に別の店でチャイを飲む。
23/06/20 18:05:58
 午後散歩に出た時にあちこちでお供え物や爆竹などが売られており、お寺の近くでは山車の準備も成されていた。今夜はジャガンナートプジャがあるのだ。ジャガンナート信仰が強い地域なので、大きなお祭りとなる。
 18時半にホテルを出てジャガンナート寺院の方へ向かうとパレードの先頭を切って部族衣装で踊る人々が現れた。
23/06/20 22:14:12
 男性陣に続いて女性陣も踊りながら更新していく。
23/06/20 22:15:28
 山車は全部で3~4台あり、その前後で人々は踊りながら進む。山車の下には車輪があるが、曲がれる構造ではないので、曲がり角では、何度も前後に動いて少しずつ進行方向を変えている。
23/06/20 22:42:54
 爆竹や花火も自由に飛ばしており、はっきり言って危ない。外国人の姿は他になく目立ってしまっていることもあり、爆竹をぶつけてくる輩もいる。
23/06/20 22:36:54
 一時間ほどでゴールに到着。山車の上から神の恵みとしてお供え物の下げ渡しが行われており、ヤシの実を頂いた。
 ゴールには舞台があって椅子が並べられており、この後も行事が続く様子だが、先に戻ることにする。地元の女の子達と記念撮影。
23/06/20 23:02:30
 夕食は屋台のアールティッカ。ジャガイモのマッシュを焼いたものをほぐして、ひよこ豆の煮込みなどをかけた軽食。
23/06/20 23:18:36
 宿に戻って神からの下げ渡しであるココナツを割ってもらう。ジュースはほとんどなかったが、胚乳は分厚く、有難くいただいた。
23/06/21 00:38:36
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