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2023年酷暑期のインド

31日目 -ムンバイ

　明るくなっても車内は混雑したまま。通路に多くの乗客が座っている。指定の寝台車なのになんということか。インドで8番目の大都市プーネで乗客がごっそり入れ替わる。空くと期待していたのに定員オーバーは相変わらずで嫌になる。
　車内で売りに来たイドゥリで朝食。

　13時半、定刻より1時間ほど遅れた13時半にダダール駅に到着する。近郊列車に乗り換えてラムマンディール駅へ。さらに歩いて今夜の宿に到着する。最後はホームステイ。空港への利便を考え、空港に近い宿にしたのだ。
　昼夜兼用の食事のために近所のレストランへ。フィッシュターリーを食べることにする。魚の種類は選択できる。奥がポンフレ(pomfret)で、手前がバングラ(bangda)。どちらも美味しい魚だった。ポンフレは和名マナガツオ、日本でも高級魚とされる魚だ。バングラは和名がグルクマ、熱帯地域に広く分布するサバ科の魚で、日本で獲れるのは主に沖縄県、和名も沖縄方言からきている。

　食事中にスコールが来て、しばらくレストランで待機。。やっと止んだので巨大なスーパーに最後の土産などを購入する。レジでカード払いをしようとするとカードが通らず使えなかった。仕方ないのでATMを探しに出る。買い物中に外は再び激しいスコールとなっていた。雨の中を探し回ってもATMはなく、ずぶ濡れになって妻の待つスーパーに戻る。そして持っている現金で払える分は払い、残りはキャンセル。

　雨が止むまで待ってから宿に戻った。帰国前日の夜はやるべきことが多々あって、忙しい。