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2023インドネシア

2023年08月28日(Mon)

2日目 羽田-ホーチミン-ジャカルタ

 日が変わってから出国手続きを済ませ、搭乗口前に移動。深夜で眠く、ベンチで横になったらいつの間にか眠ってしまっていた。目が覚めたら出発時間の午前2時寸前。焦ったが、出発は遅れており、搭乗は始まっていなかった。結局出発は45分遅れ。座席は非常に狭いが、機体は新しい。隣の席が空いていたので助かった。LCCなのでサービスがなく、寝たいフライトではそれが有り難い。離陸してすぐに眠ってしまい、気がついたらもう着陸前だった。
23/08/28 07:40:30
 出発は遅れたのに、到着は定刻よりも25分早い5時45分だ。
 国際線同士の乗り換えは、荷物チェックのみで搭乗口側に出られる。しかし、この荷物検査で水を捨てねばならず、空港内には飲み水がなかった。空港内の案内図には飲み水マークがあるので、探し回ったがなく、撤去されたとのこと。朝食をとるつもりだったが、ベトナムドンが使えず、すべてのものが米ドル建て。前回のベトナム旅行のドンが余っていたので贅沢するつもりだったのに残念だ。
 ここからの出発は30分遅れ。ドンで支払えることもあり、有料の機内食を食べる気満々でメニューを見ていたが、食事サービスの時間になる前に熟睡してしまい、注文しそこなった。
 到着は20分の遅れ。税関申告書はネット上での記入となっている。到着ゲートや入国審査場にはWIFIがなかったが、さすがにここにはWIFIがあり、何とか記入することができた。スマホがなかったら非常に面倒そうなシステムになっている。
 無事に入国し、まずはキャッシング。その後、SIMカード購入のためにスカイトレインで第3ターミナルに移動した。電話会社は何社もあるが、北マルクやパプアといった僻地に行くのなら、TELCOMSEL社一択となる。TELCOMSELの支店が第3ターミナルにしかないので、移動したのだ。旅行者用のSIMカードは30日間有効で15GBのデーターが使える一種類しかない。これで約2000円だ。我々はひと月近く居るので問題ないが、期間の短い旅行者には高過ぎだろう。
 そして第3ターミナルにあるレストランで遅い昼食をとることにする。朝も昼も食べていないのにもう午後3時過ぎ、日本時間にすると5時を過ぎているのだから、お腹が空くわけである。注文を済ませた私は席に着いてひたすら出てくるのを待つが、妻は嬉しそうに店の女の子の写真を撮ったりして楽しんでいる。
23/08/28 17:16:14
 食べたのは写真のルンダン ナシとアヤムアサムマニス ナシ。ルンダンは、スマトラ島パダン地方の代表的料理で、牛肉をココナッツミルクとスパイスで煮込んだもの。ナシはご飯。アヤムは鶏肉、アサムマニスは甘酢ソースで、アヤムアサムマニスは酢豚味で肉が鶏肉の中華風インドネシア料理だ。空腹だったこともあり、どちらもすごく美味しく感じた。
23/08/28 17:21:06
 乗り継ぎのフライトまで時間がかなりあるので、散歩がてら貨物ターミナルにあるフードコートに向かう。貨物ターミナル近くにカラフルで美しい建物があり、ロシアの正教教会を想起させられるが、これはアルフルコンモスクというイスラム寺院である。
23/08/28 19:46:34
 広々とした貨物ターミナルのフードコートには、たくさんの店が並んでいる。旅客ターミナルのような空港価格ではなく、街とさほど変わらない値段なのがうれしい。ナシチャンプルで1人2万ルピア(≒200円)は先ほどの食事の三分の一の値段だ。チャンプルは混ぜるという意味で、ガラスケースに並べられたおかずから欲しいものを選んで、ナシ(ご飯)に乗せてもらう料理だ。通常はタンパク質が1品、野菜が2‐3品のことが多い。写真のナシチャンプルは、たんぱく質が卵で、厚揚げとキャッサバの葉の炒め物を乗せている。
23/08/28 20:08:44
 次のナシチャンプルは、魚フライ、空心菜炒め、キャッサバの葉の炒めを乗せている。
23/08/28 20:09:52
 食事を済ませ、フードコートを出るともう暗かった。乗り継ぎのフライトが出る第2ターミナルに歩いても良かったが、暗いので一番近い第3ターミナルに戻って、そこから再びスカイトレインに乗って第2ターミナルへ。ジャカルタからさらに乗り継いで、北マルク州のテルナテに飛ぶ予定だ。出発時間はまたも午前2時。2日連続で時間の短い夜行フライト、せっかく時差がほとんどないのに、時間感覚がおかしくなってくる。羽田のゲート前で寝てしまい焦ったので、今度は目覚ましをセットして、ベンチで横になる。最初から寝てしまうつもりで準備すれば寝過ごすことはないはずだ。
23/08/29 03:01:40
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