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2023年インドネシア»11日目 ソロン
2023年09月06日(Wed)
11日目 ソロン
散歩した後、レストランで朝食。イカンレレバカール注文する。レレはナマズ、バカールは焼くを意味する。ナマズは少し泥臭かった。高めのレストランだけあって、付け合わせの盛り付けがおしゃれだ。
ミニバスに乗ってまずはクライストラジャ大聖堂に行く。教会前のバス停は柱の装飾が素晴らしい。一見商店に見えるが、店が占有しているだけで、もともとはバス停の建造物だ。隣のバス停も同じように柱に装飾があったが、そちらはちゃんとバス待ちの人が使えるようになっていた。
教会の左にある塔が大きすぎて、正面のキリスト像や教会の建物が小さく見えるほど。よくある大聖堂の建物ではなく、円錐形の建物なのもユニークだ。
正面のキリスト像は清掃中で、人が写っているので大きさが分かるが、十分に大きな像だ。
観光客などあまり来ない場所だと思うのだが、近くには土産物屋があり、パプアニューギニア側も含むパプア文化圏のものが所狭しと置いてある。入口にはコテカ(ペニスケース)がドーンと吊り下げられていた。
ボスウェセン市場を通って、スラウェシ島の南東部から移住してきた人々の住む水上家屋の集落を訪れる。漁師住む村で、様々な魚が採れている。魚を見ていると鮪を自慢げに見せられた。
木道が集落内を縦横に走っており、小さな商店も並んでいる。
昼食前の時間で、いろんな場所で魚を焼いていた。スラウェシからの移住者の島なので、パプア系民族ではなく、皆さんマレー系だ。
アウトリガーを付けた漁船が集落の周りにはたくさん係留してある。
海水だが水浴びをしている人もいた。
途中からは子供たちが後を付いて来た。その数は徐々に増え、ハーメルンの笛吹き状態になったが、集落の出口まで来たら、そこからは付いてこず、皆帰ってしまった。
ボスウェセン市場の近くではナマコを干していた。何種類ものナマコが干されており、今まで見たことのないような丸いナマコもある。
この周辺はコロナの影響がまだ大きく、客足は全く戻っていない。観光客向けの大きなレストランに入ったが、客がおらずガランとしている。今日もパペダを注文する。メインはイカンクアクニン。大きな魚の頭が入ったすごく美味しいスープだった。
パペダをよそうには2本の棒を使うのだが、くるくる回すのが結構楽しい。
食事中にスコールが来て、動けなくなってしまった。仕方なくのんびりしていると、サービスのパパイアが出てきたので、ありがたくいただく。
さらにフレンチプレスのコーヒーもサービス。優しいオーナーのおかげで雨で動けないのも苦にならず助かった。
2時間半もレストランで過ごし、16時過ぎ所にようやく小降りになった。タクシーを呼ぼうかと思いながら外に出たら、雨が止んだのでミニバスで宿近くに戻った。バスを降りたころから雨が再び降りだして、急いて宿に戻った。宿に入ってすぐ、土砂降りに。間一髪でずぶ濡れになるのを免れた。
宿に戻ってからもずっと雨は止まず。夕食に出ることも出来ずで、ティドレで買ったサゴの残りと紅茶で夕食とした。