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2023年インドネシア»21日目 バンジャルマシン-パランカラヤ
2023年09月16日(Sat)
21日目 バンジャルマシン-パランカラヤ
朝食を探しがてら、近所を散歩し。小さな食堂を見つけた。この店も緑の野菜が見当たらず、全体的に色が赤い。
野菜が欲しかったので、ロントンサユルアヤムを注文。野菜はロントンにかける野菜汁(=サユル)のみなのだ。追加で選んだアヤム=鶏は、アヤムマサックメラ、フライドチキンを唐辛子の入った赤いソースで煮込んだもの。美味しかったが、これはナシ=白めしにあう味だ。
この市場に来るのは3度目だが、朝早い今日が一番活気がある。
9時に宿へ戻ってパッキング。チェックアウトしてすぐに配車アプリでタクシーを呼んでバスターミナルへ。着いたらバスの客引きに囲まれたが、昨日買ったチケットを見せると解放された。
10時半のバスに乗って出発。この会社のバスは新ターミナルに寄らず、パランカヤ方面に進む。
1時半ほどで中部カリマンタン州に入った。ここの州境で時差があり、ここからはジャカルタと同じ時間だ。時計を1時間遅らせる。
中央カリマンタン時間の12時半、プランピサウにあるレストランで食事休憩。ご飯と野菜のおかずは自分で自由に盛り、メインの魚や肉は口頭で注文するシステムだ。
欲張ってたくさん盛り付けた。魚はマハカム川のコタバグンでも食べたイカンパティン。
お腹が苦しくなるほど食べたが、食事休憩が長く、1時間近くあったので助かった。
15時半にパランカラヤの新しいバスターミナルに到着した。約6時間かかったことになる。カリマンタンの大都市はどこも新しいターミナルだったが、ここまではあまり機能していないターミナルばかりだった。しかし、このターミナルはちゃんと機能しており、電光掲示板には各社の便が表示されているし、ターミナルの案内カウンターも機能していた。
ターミナルが機能しているのは良いが、街からはすごく離れており、バスもない。そして配車アプリでタクシーを呼ぼうと思ったら、すごく高くて困ってしまった。仕方ないのでとりあえずターミナルから出るが、やはりバスはなさそう。仕方なくタクシーを呼ぼうと再度配車アプリでチェックすると、先ほどの半額以下だ。空港同様にバスターミナルからだと特別料金が加算されるシステムのようだ。こんな歩いてすぐに出られるバスターミナルで特別料金とは馬鹿なことを・・・。知らずに30分も無駄にしてしまった。
17時半に予約していたホテルに到着する。
パランカラヤは中部カリマンタン州の州都だ。1957年に中部カリマンタン州が創設された当時に州都として建設が始まったパランカラヤには、インドネシアの首都を移転させる計画であった。そのため都市計画は巨大都市となるべく設計されている。その後、首都計画はなくなり、ただの州都となった。今ではただっぴろい道路だけが首都計画の名残を感じさせている。
夕食は近くのヤギ料理のレストランへ。写真右が、トンクレン、骨ごと煮込まれたヤギの骨髄スープ。左は、トンセンカンビン、ヤギ肉スープだ。どちらも非常においしいかったが、これまでのレストランに比べると、驚くほど高かった。ヤギ肉料理店があまりないのは肉が高いからなのかもしれない。