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2024スペイン、アルジェリア»17日目 サンマテオデガジェゴ-サダバ-メンディゴリア-エステーリャ
西サハラ難民キャンプ訪問とスペイン全自治州訪問完了の旅
2024年05月07日(Tue)
17日目 サンマテオデガジェゴ-サダバ-メンディゴリア-エステーリャ
静かな宿でぐっすりと眠れた。朝食付きの宿で、食べるのは隣にあるカフェバー。
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8時半から朝食をとったが、出掛ける前に部屋でアルジェリアの旅の整理をしていたら時間がかかり、出発は昼近くになってしまった。
サンマテオデガジェゴは、宿の脇に水路があるのんびりしたところだった。
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幹線道路ではないのでもう少し起伏の多い場所だと思っていたが、平らな地形で一直線に道が続く。
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最初に通過した町は、ラスペドロサス。丘の上の美しい教会が目立っている。印象的な町の作りだが、この地方の町は基本的に丘を囲んで発展し、中心に教会が建っている。
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1時間ほど走った所で、サダバ城(左奥)が見えてきた。13世紀に建てられたものなのでイスラム建築だ。
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ここまでの町では中心部を迂回するようにメイン道路が走っていたが、初めてサダバで町の中心部を通過した。
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サダバがアラゴン州最後の町、すぐにナバロ州に入った。出発して2時間くらい走った地点で、未舗装の農道に入る。徐々に道は細くなり、ついには道の右側がほれていて、車体を擦るようになり、進むのを断念。
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少しバックし、分岐で車を停めて、ここからは歩いて進む。
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こうしてたどり着いたのはイトゥランドゥズダム。紀元2世紀、ローマ時代のダム遺跡である。全長102メートルあるこのダムは、発掘調査されるまではダムと思われておらず、悪魔の橋と呼ばれていた。
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一応観光用に展望台が建てられているが、案内板はスペイン語のみだった。降りて発掘で掘られた側から見るとダムであることが良く分かる。
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ダムを15時前に出発。そこから目的地のエステーリャまでは約30分だった。サンティアゴ・デ・コンポステーラへ続く巡礼の道の中でも人気ナンバー1であるフランス人の道が通る町で、巡礼者の多い歴史ある町だ。旧市街の道路はほとんどが一方通行であり、駐車場も住民用がほとんど。その代わり丘の上に大きな無料駐車場が設けられており、そこに車を停めて旧市街に降りる。
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まずはサンチアゴ広場に面した巡礼宿アルダエステーリャホステルにチェックインする。荷物を置いてすぐに外へ。サンファンバウティスタ教会に面した広場が町の中心であるフエロス広場だ。
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妻は食べたい名物料理があると各レストランをのぞいて歩くが、16時を回ると昼食が終わっているレストランばかり。結局スーパーで買い出しし、宿で遅い昼食兼夕食をとる。
ポチャと呼ばれるインゲンマメの一種は、ナバラ州と西隣のラリオハ州の名物で、ポチャスと呼ばれる豆スープとして食べる。チョリソーもワインももちろんナバラ産である。
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もう一つ、アホアリエロという塩ダラ料理がここの名物で、どうしても食べたいという妻は、21時のレストランが開く時間になって外出した。食べてくるものと思っていたが、テイクアウトできたと持ち帰ったので、夕食第2弾をいただく。ワインが残っていたので美味しいおつまみだ。
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巡礼者用のホステルはドミトリーで、早くから疲れ果てた様子で寝ている人がいる。部屋で話はし難いので、共用スペースであるキッチンで消灯の23時まで過ごし、その後眠る。