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2024スペイン、アルジェリアの旅

西サハラ難民キャンプ訪問とスペイン全自治州訪問完了の旅

2024年05月12日(Sun)

22日目 オビエド-ポンテカレイラ-サンチアゴデコンポステーラ-リベイラ

 ホームステイ先で、使い方が分からず困ってるのでどうぞと味噌をもらえ、今日は朝から和定食。イワシは昨日スーパーで買ったもの。久しぶりなので元気が出る。
24/05/12 15:00:54
 10時前に出発し、巡礼の道のゴールであるサンチアゴデコンポステーラを一気に目指す。13時頃、残り35キロくらいで休憩し、昼食をとる。朝炊いたご飯で作ったカレーピラフが昼食だ。
 13時40分に再出発し、駐車スペースを見つけサンチアゴデコンポステーラの中心近くで車を停めたのが14時10分だった。巡礼道のゴールである大聖堂を目指し、丘を登る。大聖堂の手前でもう大勢の巡礼者の姿がある。大聖堂より先に巡礼事務所に着いてしまった。歩いた人がその証明書をもらうために並んでいる。ゴールし終えた皆さんなので、そのウキウキ感が見ているだけで伝わってくる。
24/05/12 21:10:24
 残り距離0の道標。ここに来るまでにたくさん見てきたこの道標の数字が0なのは車で来ている我々でもうれしく思う。歩いてきた人にとってはどんなものなのだろう。
24/05/12 21:12:42
 9世紀にキリストの12使徒のひとり聖ヤコブの墓がこの地で発見された。その結果、この地がエルサレムやローマと並ぶキリスト教徒の聖地となり、ヨーロッパ各地から巡礼者が訪れるようになった。そのために整備されてきた道が巡礼の道の始まりだ。
 13世紀に建てられたこの大聖堂が巡礼の道のゴールとされ、遠方から延々と歩いてきた巡礼者が毎日ここに続々と到着している。大聖堂前の広場のあちらこちらにゴールした巡礼者たちが座り込み、ただただ大聖堂を眺めている姿が印象的でうらやましい。いつかちゃんと歩いてみたいものだ。
24/05/12 21:18:56
 「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミーノ・フランセスとスペイン北部の巡礼路群」として巡礼の道は世界遺産登録されているが、大聖堂を含むこの街の旧市街は「サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街」という名で別の世界遺産となっている。なので旧市街をふらふら歩いてみる。おもしろい街だが、あまりにも観光客が多過ぎる。少し歩いただけで疲れてしまった。
24/05/12 21:32:18
 ケルト系民族とラテン系民族が融合したガリシア人の文化は独特で、旅行者にとっては非常に魅力的な地域である。巡礼の道での賑わいから外れた地域によりガリシア文化が残るといわれており、それを知るためにサンチアゴデコンポステーラを離れ、リベイラという小さな港町に移動した。
 リベイラ到着は16時。本日は2LDKのアパートメントの借り切り。海に面した部屋からはビーチも見える素晴らしい宿だ。
24/05/12 23:18:44
 観光地でない田舎なので日曜日の今日は店は全部閉まっているし、レストランもほとんど閉まっている。
 やっと開いているバー&レストランを見つけて乾杯。
24/05/12 23:43:58
 おつまみはガリシア名物のタコ。一皿が大きくびっくり。これとパンで十分な夕食となる。
24/05/12 23:52:18
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