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2024スペイン、アルジェリア»25日目 ベリン-サラマンカ
西サハラ難民キャンプ訪問とスペイン全自治州訪問完了の旅
2024年05月15日(Wed)
25日目 ベリン-サラマンカ
今日は11時から古城見学ツアーがあるので、いつもより朝はのんびり。10時頃に部屋で朝食をとる。
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ゆったり過ごしたくなるロビーだが、時間が来たのでチェックアウトし、古城に移動する。
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参加者は10人ほど、スペイン語の説明の後で英語の説明もしてくれるのでありがたい。
ここは元々10世紀に要塞が築かれたが、一度破壊され、12世紀に再建。現在残る建物は多くが15世紀に築かれている。15世紀以降城主となったモンテレイ家の名から、今はモンテレイ城と呼ばれている。
最初に見学したのはピルグリムス病院。巡礼者のために建てられた病院で、城門をくぐるとすぐ左手の建物だ。
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次に入った建物はサンタマリアグラシア教会。13世紀末の建物で絵画や彫刻が色々ある。
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物見の塔と呼ばれる建物はひときわ高く、4方の景色がよく見える。下の建物は最初にパラドールとしてホテルになった建物。
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下の写真中央奥に見えるのが、現在のパラドール。泊まったホテルだ。出前はサンタマリアグラシア教会。
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12時半にツアーが終了し、出発する。ベリンの町にいくつか巡礼の道の道標があった。アンダルシア地方のセルビアから延びている銀の道がここを通っている。
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高速道路のパーキングで、昨夜用に買っていたものなどで軽い昼食をとる。カスティーリャ・イ・レオン州のサラマンカには17時前に到着する。今夜の宿は旧市街のすぐ外にあるアパートの一室だ。
スペイン最古の大学サラマンカ大学などが含まれる旧市街全体が、「サラマンカの旧市街」として世界遺産登録されている。ちなみにマドリード州で訪れたアルカラは“世界で最初大学都市”。サラマンカ大学はスペイン最初の大学でアルカラの大学よりも300年古い13世紀の開校。世界一古い大学は1158年開校のボローニャ大学(イタリア)だといわれている。
宿に荷物を置いてすぐに旧市街の散策に出る。旧市街に入って最初に見たのはサンクティスピリトゥス教会。16世紀半ばに再建された教会で、彫刻装飾が素晴らしい。
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数時間あれば十分だろうと思っていたのは甘かったとすぐに分かるほど見応えがある建物が非常に多い旧市街。いつもなら時間をかける市場は素通りだ。
15世紀に建てられた美しい塔はクラベロ塔は高さが28メートルある。
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16世紀に建てられたサンエステバン修道院は、入口のレリーフが細かくて圧倒される。建物自体もすごく巨大な修道院だ。
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1513年に建築が開始されたサラマンカ新大聖堂が完成したのは1733年、200年以上掛かって完成した巨大な大聖堂だ。
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隣接しているこちらの塔が旧大聖堂。
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サラマンカ大学の入口もものすごい細かいレリーフがたくさん彫られている。
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カエルを見つけて幸せになろう! サラマンカ大学の入口のレリーフにはカエルが隠されている。このカエルを見つけると幸せになるといわれており、皆さんここで一生懸命にカエルを探す。
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貝の家と呼ばれる建物は、宮廷貴族の豪邸としての16世紀初頭に完成した。サンティアゴデコンポステーラ騎士団の騎士であったサラマンカ大学教授のオーダーで壁面にはたくさんのホタテのレリーフが施されているが、建物の完成は教授の亡くなった年だったそう。ホタテは巡礼者だけでなく、騎士団のシンボルでもあったのだ。
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サラマンカ大学の前に若者でにぎわうバルがあり、ここで軽い夕食。
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飲み物はビール。真ん中の黒っぽいのが豚足のから揚げ、その右は豚鼻のフリッター、下はニンニクソースのジャガイモ、左の黄色いのはハム入りトルティージャのチーズ掛け。安い上に美味い良い店だった。席待ちしてでも学生が来るわけだ。
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市場でもあったのか、マヨール広場は撤収作業中で中に入れず。
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帰国が近づいてきたのでスーパーに入り、土産になりそうなものを探してから、宿に戻る。