8時前に宿を出発し、コリンズビルにあるカホキア遺跡にやって来た。
ここは「カホキア墳丘群州立史跡」として世界遺産登録された遺跡だ。ミシシッピ文化期(A.D.700年~1600年頃)に先住民が築いた大遺跡で、12~13世紀の政治、宗教の中心地と考えられている。広大な範囲にたくさんのマウンド(土盛)が点在し、その数は120にも到達しているという。現在はビジターセンターが工事中で、パンフレット類が外に置いてあるだけ。そからはトレイルマップを手に歩き始める。
最初にある大きなマウンドは双子のマウンドと呼ばれる対になったマウンド。手前は四角いピラミッド型、その奥には円形のマウンドがある。
そこからはしばらく森林の道になる。小さめのマウンドが道沿いにいくつも見えている。鹿が現れて、マウンドの上に登ったりし、見飽きない。誘っている感じなので付いて登りたかったが、マウンドに登れるのは道が付けられているところだけで、ここは禁止なのだ。
ハイウェイを隔てた北側にあるのはウッドヘンジと呼ばれる木の柱を円形に並べたもの。カレンダーであると考えられている。
さらにいくつかのマウンドを見た後、最大のマウンドである僧のマウンドにやって来た。底辺は長さ316m、幅241mの長方形をなす巨大なマウンドだ。テオティワカンより大きく、南北アメリカで最大の規模を誇っている。思ったよりも急で、近づいてしまうと上まで見えない。
上からの眺望。
のんびりと平らな平地を横切って、車に戻る。
見学を終えて、10時頃に出発する。車はすぐに州境を越え、ミズリー州のセントルイスとなる。ミズリー州は前回来たので、ここは素通りで先に進む。
3時間ほどでミズリー州を縦断し、アーカンサス州へと入っていく。
3時間半ノンストップで走り切り、ブライスビルでランチにする。チーズディップがアーカンソーの名物だ。これがあるというメキシカン料理店に入る。前回同様にチップスとサルサが突き出しで出された。これだけでもお腹いっぱいになる量だ。
次にチーズディップが出てきたので、チップスにつけて食べてみる。
メインはポークチョップ。付け合わせはフリホーレス、レタスとトマトのサラダだった。
15時前に出発。ハローウィンの当日なので何か見れるかもと下道を走る。
ワインの街で最後に少しだけ仮装した人々を見れた。ガソリンを入れて、スーパーで買い出し。
18時前にフォレストシティー到着。本日も300マイル越えで、352マイル、566キロ。
夕食のメインはアーカンソー名物のチャウチャウ。