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2024アメリカ50州ドライブ1西»10日目 ディキンソン-サマービル-デュプリー-ミッチェル
アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分20州走破
2024年07月18日(Thu)
10日目 ディキンソン-サマービル-デュプリー-ミッチェル
今日の朝食はチーズボタン。19世紀にロシアやウクライナから移住してきた人々の持ち込んだ有名なノースダコタ料理だ。ウクライナのワレニキやポーランドのピエロギを起源とする餃子のような食べ物で、具はジャガイモとチーズでサワークリームを乗せて食べる。冷凍食品を買って来て部屋で暖めたが、まずまずのできだった。
9時前に出発し、まずはディキンソン市内にあるウクライナ文化センターへ。ウクライナからの移民が多い土地ならではの施設で、ウクライナ文化の紹介を行っている場所だ。
ディキンソンから1時間ほど南下し、8州目のサウスダコタ州に入る。サマービルにあるフラットクリーク湖で一休み。
13時過ぎにシャイエン川居留地のデュプリー到着。まずは給油。1ガロン当たり3.099ドルは、ここまでで一番安かったワイオミング州コディより1割以上安い。この州全体の税が安いのか、居留地なのが安い理由なのかは分からない。先住民料理が何かあれば食べたかったが、特になく、フライドチキンの昼食にする。揚げたてで美味しかった。
街の中には白人の姿はなく、先住民ばかりで、不思議な感じがする。しかし、建物や街の区画がアメリカぽく、ここがアメリカの一部なんだと思わせる。
ここから補修中の道路が続く。未舗装部分で対向車の飛び石のため、フロントガラスに傷がついてしまった。走行には支障なさそうだが、保険がきくのかどうか不安だ…。
チェンバレンにあるアクタラコタ博物館&文化センターは先住民文化を紹介している国内でも有数の施設というので期待していた。しかし、州内に時差があり、チェンバレンはそこまでより1時間進んでいることを忘れていたことにより、時間が無くなってしまった。夏時間を採用しており、遅い時間まで明るいのはありがたいが、多くの博物館は開館時間が冬と同じ。日が高いうちに閉まってしまうのは困ったものだ。
本日宿泊するミッチェルに着いたのは19時。まずは旧鉄道駅を改装して営業しているレストランへ。
ミッチェルを通る鉄道は旅客営業を止め久しいが、貨物列車は今も営業しており、時に列車が線路を走ったりしている。昔の切符売り場などはそのままに残しているし、壁一面に色々な展示がなされており、このレストランも博物館のようになっている。
食べたのはまずチスリック。サイコロステーキだが、ちゃんと焼き加減を聞いてくれ、レアにすると中は赤くてトロトロの美味しい肉だった。
ウォールアイはサウスダコタの川魚。タルタルソースにあう白身の魚だ。マッシュトポテトがサイドに付いている。
フライドグリーンビーンズはいんげんのバター焼き。
食べ終わって店を出たのは20時20分。夕焼けの時間だ。時差の境を越えてすぐなので、暗くなるのは昨日よりも少し早い。正面右奥に見えているのはトウモロコシ宮殿。21時まで開いているので行こうかと思ったが、疲れたのでまた明日。
今日も買い出しをしてから、モーテルに移動する。モーテルチェックインは21時。本日の走行は443マイル、709キロ。昨日に続く長さで今日も疲れた。明日以降しばらくは距離が短い計画なのでホッとする。