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2024アメリカ50州ドライブ1西

アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分

12日目 パイプストーン-スーシティー-ウェイン

　朝食付きのモーテルで、ワッルフをセルフで焼けるようになっている。パンやシリアルもあったが、ワッフルで朝食にした。

　9時過ぎに出発。昨日スーパーに寄っていないので、各州のスーパーを見るということを続けようと買うものがないのにスーパーへ。スーパー併設ガソリンスタンドの価格表示がすごく安かったので、まだ大丈夫だったが給油に立ち寄る。しかし、すごく安いのはエタノールが30％入っているガソリンだった。他の州では10％までしか見たことがなく、それは大丈夫といわれ入れていたが、30％で問題ないのか分からない。よく見ると for flex fuel vehicles only と書かれている。普通の車ではダメなのだろうか。ここで入れる必要はなかったので、後で調べることにして給油せずに出発する。
　11時前に10州目となるアイオワ州に入る。州境辺りから延々とトウモロコシ畑が続いている。アメリカはトウモロコシと大豆の生産が世界一であり、アイオワ州はそのアメリカ内でトウモロコシ生産が一番多い州となっているのだ。大豆の生産量も多く、アイオワ州がトップになったこともある。トウモロコシ畑でないところはだいたいが大豆畑。走っても走っても農地が続いている。写真の左が大豆畑で右がトウモロコシ畑。

　飛行機で農薬散布しているのも見ることが出来た。想像していたよりもずっと低空飛行で散布しており、驚いた。

　12時半にスーシティー到着。ネブラスカ州都の州境にあるが、アイオワ州第4の都市である。
　まずはミズリー川沿いにあるサージェントフロイドリバー博物館へ。

　19世紀初頭にミズリー川をさかのぼり、さらにロッキー山脈を越え太平洋にまで到達したルイス・クラーク探検隊についての展示が中心の博物館となっている。州の観光案内所も兼ねており、中には周辺州も含んだパンフレットがたくさんあった。

　続いて街の中心部にあるスーシティー公共博物館へ。スー族についての展示が多いと聞いて楽しみにしてきたが、それについてはあまり多くなく、期待外れ。しかし、スーシティーの産業や文化全体の紹介が詳しくなされており、それなりに楽しい博物館だった。

　あまり街には来ないので少しだけ散歩。でも大都会と違って車を停める場所がたくさんあり、歩いている人は少ない。

　昼食はスーパーの総菜コーナーで巨大な燻製ポークリブを購入し、イートインスペースで食べた。ちゃんとした皿とフォークナイフは借りられたが、食事用のナイフでポークリブを切り分けるのは結構大変だった。食べきれないかと思っていたが、美味しくて残せず。

　16時40分にスーシティーを出発し、10分ほどで11州目となるネブラスカ州に入った。各州最低一晩と思っているので、明日はまたアイオワ州に戻るが、今日の宿泊はネブラスカ州だ。
　宿泊予定のウェインには18時前に到着。本日の走行は174マイル、278キロ。今までで一番短い距離だった。
　夕食はネブラスカ名物のパンを近くで買ってくると妻が一人で出掛けたが、その店は閉まっていたそうで、スーパーまで行ってコーンブレッドを買ってきた。コーンブレッドはトウモロコシの粉を使って焼くパンで、アメリカではよく食べられているものだ。トウモロコシ畑を散々見た今日食べるのは悪くない。甘くてケーキみたいなパンで、コーヒーとよく合う味だった。