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2024アメリカ50州ドライブ1西»13日目 ウェイン-ウォルトヒル-ブレア-オマハ-カウンシルブラフス-シドニー
アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分20州走破
2024年07月21日(Sun)
13日目 ウェイン-ウォルトヒル-ブレア-オマハ-カウンシルブラフス-シドニー
今日も朝食付きの宿。コーンフレークとブルーベリーマフィンに、飲み物とフルーツ。
9時40分に出発し、約40分でオマハインディアン居留地のウォルトヒルに到着した。日曜日のためか街に人がほとんどおらず、店も多くが閉まっている。ここで給油。1ガロン当たり3.139ドル。ウェイン方が安く、失敗した。居留地だからといって安くはないのだった。
車でくるくる回って見たが、居留地らしきものはカジノとモニュメントくらいしかなかった。
12時にブレア到着。ネブラスカ州にほとんどの店舗があるネブラスカのファーストフードチェーンのランザで昼食にする。ランザの名物料理は店名と同じで、ランザ。今やネブラスカの名物料理としてランザは広く知られている。その起源はロシアのピロシキ。ロシアのヴォルガ川流域に入植したヴォルガ・ドイツ人は多くがアメリカに移民し、その子孫がピロシキのレシピにイーストを加えることによって改良してできた料理が、ランザである。食べたのは、ランザとチーズランザ。違いはチーズの有り無しのみ。
ブレアのガソリンが安かったので再び給油。1ガロン2.999ドルで、スーフォールズに次いで2度目の3ドル切り。結局、ミネソタ州以来エタノールの多く入ったガソリンはここまで見ていない。どこも10%エタノールのガソリンだ。
1時間弱走って、オマハに到着する。人口は50万人弱でネブラスカ州最大の都市だ。サンフランシスコ以来、初めての大都市である。大都市はさっさと抜けたいが、ネブラスカ料理が足りていないと妻に主張され、2度目の昼食をとる。
食べたのはチーズフレンチ―。1950年代に州都リンカーンで作り出されたチーズサンドイッチで、パンにパン粉を付けて揚げているのが特徴だ。これをさらにドレッシングをつけるのだから、結構くどい。一時は人気が出てランザ同様にネブラスカ名物だと持てはやされたが、今は出す店が少なくなってしまったそう。
14時過ぎに出発し、すぐにアイオワ州カウンシルブラフスに入る。オマハと同じ都市圏を構成しており、都市圏人口は80万人となっている。今夜は近くに大きな町のない農園に泊まるので、自炊になる。ここでスーパーに入って買い出しをしておく。
スーパーで見かけた3/2.00の値札で??? 2分の3ドルなら1.5ドルと書きそうなものだ。3つで2ドルだろうと思ったが、よく見ると1EAとある。1 each つまりは、一つの値段を指しているはず。正解は3分の2ドルでした。
15時半にスーパーを出て、シドニーにある宿に着いたのは16時20分だった。本日の走行は165マイル、264キロ。昨日よりもさらに短い距離で、観光もほぼなかく、早い到着となり、楽な日だった。
宿は農園にある豪邸の部屋貸し。洗濯機も付いていたので、今日は大洗濯だ。
夕食はスロッピージョー。アメリカの子供に大人気だという牛ミンチの炒めものが具のサンドイッチだ。日本でも学校給食に取り入れられたためにその名が知られている。1930年にアイオワ州スーシティで「ジョー」という名前の料理人が "loose meat sandwich"という名前で作った料理がスロッピージョーの起源だそう。牛ひき肉を入れて火を通すだけという缶詰のソースを使ったので、味は本物通りにできたはず。アメリカ人の好きそうなお手軽料理だ。
美しい庭に面したベランダのテーブルセットでの食事をとって、食後はパソコン作業。ネット回線も早く、良い宿だった。