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2024アメリカ50州ドライブ1西»24日目 ラスベガス-パーランプ-デスヴァレー国立公園
アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分20州走破
2024年08月01日(Thu)
24日目 ラスベガス-パーランプ-デスヴァレー国立公園
今夜は車中泊の予定なので、12時のチェックアウトまでホテルの部屋でのんびりと過ごす。12時過ぎに出発し、ラスベガスのもう一つの人気エリアで高級ホテルの集まるラスベガスストリップに向かう。
ラスベガスストリップには世界屈指の客室数を持つホテルが集中しており、それぞれ様々な趣向を凝らしている。駐車する場所がないのでゆっくり走りながら、時にはホテルエントランスまで車で進んだりしながら、ホテルの外観を楽しむ。
まずは噴水ショーとエッフェル塔で知られるベラージオホテル&カジノ。
MGMやニューヨーク・ニューヨークを通り過ぎ、エクスガリバーホテル&カジノ。
その次がスフィンクスとピラミッドで知られるルクソールホテルだ。
そのまま南下し、昼食をとるためにサウスポイントホテル・カジノ&スパを訪れる。ラスベガスでの食事といえばカジノのビュッフェ。各ホテル&カジノでは、長時間カジノで遊んでもらうために、カジノの中にビュッフェレストランを造り、客寄せもあって格安で食事を提供してきた。今は以前ほど格安料金ではないが、それでも各ホテルはビュッフェレストランを自慢している。選択肢はいくらでもあったが、無料駐車場が広く、クチコミも良いサウスポイントのガーデンブッフェを選んでみたのだ。まずはこのカジノのオフィスへ。昨夜のフォークイーンズ同様にカジノで遊ぶなら会員になって、会員カードにお金をチャージするシステムだ。そしてこのカジノ会員になるとカジノのビュフェが3ドル引きに!、そのためだけに会員になった。ビュッフェはカジノの真ん中にあり、食事だけに来た人もつい遊んでいきそうなところ。昼食時を少し過ぎていたが、着いた時は満席で少し待たされる。
そして案内され、席に着く。料理の種類はあまりに多く、どこから手を付ければいいか分からないくらいたくさんある。
出来上がったものが並べてあるだけでなく、ステーキなどはその場で焼き加減を注文して焼いてもらう。
アイスクリームは専門の人が注文通りにすくって、盛り付けてくれる。
モンゴリアンコーナーもあり、そこでは具を食べたいだけ選んでコックに渡し、調理してもらうシステムで、これが一番人気で並んでいた。
アメリカ料理のコーナーが色々あるのはもちろんのこと、中華のコーナー、イタリアンのコーナー、メキシカンのコーナーなど何でもある感じ。
妻はすべての料理名をチェックし、写真用に丁寧に盛りつけながら、ゆっくり食べている。あまりにたくさん食べたので料理名はなしで、写真をすらりと並べるだけにしておく。これで今回妻が事前に調べていたアメリカ料理はほぼ食べられたらしい。
席に着いて2時間近く、15時になって帰る頃にはかなり客は少なくなっていた。昼食は15時までで、料理内容と値段の違うディナービュッフェが16時から始まる。
カジノをふらふら見て歩き、出発したのは15時20分。
16時半にパーランプ到着。カルフォルニア州の州境手前の街だ。カルフォルニア州は全米一ガソリンが高いことで知られているので、ここで満タンにする。1ガロン3.359ドル。アリゾナやユタよりも若干安くてホッとする。スーパーで少し買い出しし、17時10分にパーランプ出発。
17時40分、ほぼひと月振りにスタートしたカルフォルニア州に戻ってきた。
デスバレー国立公園の入口に着いたのが18時。料金所は無人で、国立公園入場料は自動販売機で買うようになっている。年間パスを持っている場合にはビジターセンターまで来て手続きして欲しいとあるが、ビジターセンターは17時まででもう間に合わない。明日行けば良いのだろうか。
国立公園の敷地に入ると荒れ地が広がっている。
入口から10数キロ先の無料キャンプ場で車中泊のつもりだったが、ビジターセンターで登録して許可書をもらえとの看板がある。仕方ないのでそのまま進んで、最初の見どころダンテスビューポイントに向かう。
ぐんぐん坂を登り、山の上にあるダンテスビューに着いたのは18時45分。標高1670メートルの山の上は風もあって涼しい。下に見えるのは死の谷の一番底、北米大陸で一番標高の低いバッドウォーター盆地の塩湖だ。標高はマイナス86メートル。
ダンテスビューから延びるトレッキング道を少し歩いてバッドウォーター盆地の上流の方を見降ろす。
東側は今登ってきた道で、乾燥した山並みが続いている。
バッドウォーターに射す夕陽。
19時半頃出発し、来た道を引き返す。途中で見たウサギは、オグロジャックウサギ。耳がえらくでかい。
アメリカの国立公園は基本的に指定キャンプ場以外の車中泊が禁止されている。日は暮れてしまったが、そのまま公園の外に出て、無料キャンプ場まで戻った。
20時半に無料キャンプ地に着いて、寝る準備をする。しかし、暑い。気温は35度から下がらないのだ。これでは眠れないので、結局先ほどのダンテスビューに戻る。もう誰もおらず、静かな場所だ。気温は28度で風も吹いており、これなら眠れそう。本日の走行は169マイル、270キロだった。