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2024アメリカ50州ドライブ1西»27日目 ミッドパインズ-ヨセミテNP-サンノゼ
アメリカ50州ドライブ第一弾米本土西半分20州走破
2024年08月04日(Sun)
27日目 ミッドパインズ-ヨセミテNP-サンノゼ
ドミトリーで早起きする人の音で起床し、キッチンで朝食をとる。チェックアウトし、出発したのは7時45分。
シーズン中のヨセミテ国立公園は入場制限をしている。事前に予約を取っておかないと入れないのだ。オンラインで可能だが、人気の日は発売当日に埋まってしまう。ほぼルートが決まってきた2ヶ月前に予約サイトを見た時は、すでに連日埋まっていた。本当は昨日が当初計画の日だったが、予約が取れず、訪問は今日にずれてしまった。まあ取れただけでも良かったようで、公園入口でUターンさせられている車を何台も見た。予約さえしてあれば、記録はコンピューターに入っており、予約記録のプリントではなく、パスポートナンバーで予約を照合。
最初にストップしたのはカスケード・グレイド。結構苦労して滝を見に行くも、水量が少なくてがっかり。
続いてブライダルベイル・フォールズ・トレイルヘッドに移動する。高さ188メートルのブライダルベイル滝は渇水期でも水量があり、見応えがある。
ヨセミテも昨日のセコイア国立公園同様に、駐車場では車があふれている。予約制にしてもこんなに混んでいるとは驚きだ。ヨセミテ渓谷トレイル入口で何とか止めるところを見つけ、ホッとする。昨日ので懲りているので、後はシャトルバスに乗ることにする。駐車場には草を食む鹿がいた。
ヨセミテ渓谷トレイル入口はシャトルバスの本数が少ない場所で、トレイルを歩かないなら不便なことが分かり、ビジターインフォメーション近くに移動、幸い駐車スペースは見つかった。昨日のように駐車場を閉鎖することはなく、待てば何とかなるのは入場制限ゆえだろう。ビジターインフォメーション前でピクニックランチ。
食後にインフォメーションの展示見て、博物館に行く。博物館裏には野外博物館もあり、様々な形態の先住民住居が再現されていた。
シャトルバスに乗ってヨセミテ滝近くに移動する。ヨセミテ滝は全米一の落差を持つ滝で知られるが、Upper(436m)、Cascade(206m)、Lower(97m)の三層あり、その合計739mが全米一なのだった。水量の多い春先は一連の滝にも見えるそうだが、渇水期の今は、別々の滝にしか見えない。写真右上の滝がアッパーで下がロウワー。斜面部分のカスケイド滝は全くしぶきも見えない。
アッパー滝の滝つぼまでトレイルはあるが、ロウワー滝の滝つぼで引き返すことにした。歩いて車に戻るには遠い。シャトルバスは一方通行で大回りだが、シャトルバスに再び乗車する。せっかくなのでもう少し見ようと、ハッピー諸島のバス停で下車する。マーセド川沿いのトレイルを歩く。川辺で休んでいると近くにきれいな青い鳥がいる。ステラーズ・ジェイという青カケスの中間だ。
川でしばしの水遊び。
そして有名なハーフドームのふもとにあるミラー湖までのトレイルを歩く。
ミラー湖に到着し、景色を堪能。これで今回の旅で見たかった場所は終了。後は戻るだけだが、この後、悲劇が…。
上の写真の下ギリギリに写っている岩場を渡ろうとして、妻がこけた。幸い大したけがはなかったが、一眼レフカメラが水没し、壊れてしまった。
岸で濡れたものを拭いているとリスが寄ってきた。慰めてくれているのか中々逃げない。
帰り道、トレイルからハーフドームを見上げる。近すぎてハーフドームには見えない。
再びシャトルバスに乗って、車に戻り、出発する。帰り道の展望台からハーフドームを望む。ここからならハーフドームと名付けた形が良く分かる。
あとはひたすらサンノゼを目指す。16時前、トレイシーで給油する。1ガロンが4.019ドル。満タンにはしたが、まだサンノゼまでは100キロほどあり、このまま車を返すと満タンには見えない距離だろう。
渋滞で100キロに3時間以上かかったが、無事に19時40分頃ゴールのサンノゼに到着した。最後も宿ではなく、まずは大きなショッピングセンターだ。ここで少しだけ土産を物色し、最後はカルフォルニア名物のシーフードチョッピーのを出すレストランを訪れる。
まずはクラムチャウダー。昔ビーチのレストランで食べたのよりも具だらけで、素晴らしい。
ついてくるガーリックトーストも非常に美味しかった。
そしてメインのシーフードチョッピ―ノ。殻付きホタテやムール貝、白身魚なども入っていたが、豪快なカニが完全なる主役となっていた。
夕食を堪能し、ホテルにチェックインしたのは22時前。本日の走行は219マイル、350キロだった。
疲れてはいたが、最後だからと夕食前に買ったワインを開け、チーズをつまみに酒盛りだ。