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2018 太平洋周遊
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マーシャル諸島、キリバス、ソロモン諸島、ナウル、ミクロネシア連邦の旅
3日目 マジュロ(デラップ→ウリガ→リタ→ウリガ→デラップ)
朝8時過ぎに近所のローカル市場を訪れたが、早過ぎたのか誰もおらず。そのままプラプラと村の散歩。ヤシの木やノニの木の花、実をつけたバンダナスやブレッドフルーツなど南国の恵みが心を癒してくれる。やたらとコーヒーを飲んでいる人が多いのも印象的だ。朝食はスープと呼ばれるクリームシチュー味のお粥とスパムむすび。グアムでスパムむすびを食べた時は美味しいと思わなかったが、ここのは美味い。缶のスパムミートを同じように海苔で巻いているが、ここのはスパムミートそのままではなく醤油などで味をつけている。
10時に電話局に到着。新しく導入されたLTEのSIM販売を大々的に宣伝しており、まずはそのコーナーへ。SIM代15$に500MBで5$の使用料、合計20$すなわち約2300円が最低の使用料金だ。一方、高級ホテルなど何ヶ所かでできるWIFIは100分で10$がミニマム料金となっている。最小限のことさえできれば良いのでWIFIのプリペイドカードを買おうとしたが、10$カードは品切れで、20$カードしかないという。ホテルなどに行けば10$カードを買えるだろうということだったが、確実ではないし、戻るのは時間の無駄。それならと断然回線速度の速いLTEのSIMカードを買うことにした。しかし、この導入されたばかりのLTEは日本ではまだ余り使われていないバンド28の周波数しかないという。持っていたスマホはバンド28に対応しておらず使えなかった。しかし、手続きを待っている間に、LTEのスピード体験のためのお試し無料WIFIを使わせてもらえたので、最低限したかったことをそれで済ませることができた。どうしてもしたいことがさらに出てきたら、後でプリペイドカードをホテルで買えば良だろう。ネット接続のことはいったん忘れ、散歩を続けることにする。
観光案内所には何故か日本人スタッフのみが居た。JICAのシニアボランティアで来ている方で、1年半住んでいるだけだそうだが、色々と島のことを良く知っている。ローカルフードに興味がある妻と色々盛り上がり、長々と話し込んでいた。
さらに散歩をしていると庭先に大勢集まって大々的に色々と料理をしているのを見かけた。話を聞いてみると葬式の準備だとのこと。チキンバーベキューの豪快さは格別だ。
昼食は焼き魚弁当や塩漬け生魚。塩漬け生魚はそのまま食べられるというので注文したが、皮に付いたまま半身で出された。手でむしりながら食べるのだが、これがまた美味で驚く。
さらに歩いていると23年前に泊まったホテルがあった。当時から廃墟のような建物で、まだ建っているとは思わず、ビックリ。当然営業はしていなかった。その時刺身を食べたレストランも前を通って思い出した。なんとこちらは今も営業している。
さらに進むと教会に人が集まっている。皆で食事をしているようなので、また妻が興味を持って入って行く。色々質問していたら弁当や飲み物を一式いただいてしまう。葬式のふるまい食だ。昼食を取ったばかりだったが、折角なので完食したが、食べ過ぎで苦しくなってしまう。
早めに宿に戻りシャワーを浴びると、疲れからか明るい時間から寝てしまう。一度は目覚めたが、睡眠不足が続いていたこともあり、何もせず再び熟睡。