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2018 太平洋周遊

マーシャル諸島、キリバス、ソロモン諸島、ナウル、ミクロネシア連邦の旅
日記:2018年01月15日(Mon)

7日目 タラワ(ベソ→バイリキ→ベソ)

 キリバス2日目、ホテルで朝食を取った後、バスに乗って隣のバイリキに行く。ベソ島とバイリキ島の間には3.4キロも海を走るコーズウェイがある。日本の援助によって1987年にこの橋が出来るまで、この間は当然船で移動していたのだ。完成後30年たった現在は拡張工事のために舗装がはがされている。
 バイリキはお役所が一番多く集まるベソに次ぐ町だ。市場目当てにここへ来たが、この市場も期待より小さかった。それでも売っている食べ物が、ブレッドフルーツや魚弁当、貝のバーベキューなど興味深いものが多く、マジュロのものよりは楽しい。海では子供たちが遊んでいる。ここでもベソ同様、少し裏道に入れば伝統家屋が立ち並ぶ。
伝統家屋
 集会所に人々が集まり、屋台も出ている。お祭りでもやっているのかと思ったら、年金の支給だそう。皆さん自分の順番が来るのをのんびりと待っているのだ。写真奥のテーブルで支給しているのだが、確認が難しいのか、一人一人すごく時間がかかっている。
年金の支給
 市場に戻って刺身弁当を購入。食べる場所がないので近くの食堂のテーブルを借りた。刺身はトビウオでうまいが、また切り身を入れただけの生魚~。相席となったお兄さんが、魚に調味料をどぼどぼ掛けるのでびっくり。しかし、味見させてもらったらすごく美味しかった。その店はこの魚料理で有名な店で、ほとんどすべての人がこれを食べていた。
名物の魚フライ
 北タラワに行く船が出る港へ行ってみる。昔よりもずっと良い船で、これなら濡れずに行けそうだ。
 早めに宿へ戻り、ようやくインターネット作業。ここで日記を少しは書かないと、もう旅行中にはできないだろうと頑張る。
 夕食に出た時、家の庭で何やら調理している様子が見えた。パンの実を茹でているのだ。茹で方や食べ方を聞いていると最後に一つ持って行きなさいと土産にパンの実をくれた。
茹で上がったパンの実
 レストランで私は魚ライスを注文、妻は魚スープを注文し、主食は先ほど頂いたパンの実を食べることにした。魚ライスも魚スープもおいしかった。南太平洋やアフリカでよく食べたパンの実とここのものは形が違うので種類が違うと分かっていたが、大きな種が幾つも入ってるのに驚いた。そして、なんとその種も食べられるのだ。栗と同じように皮をむいて食べると味も栗によく似ている。パンの実は好物でよく食べていたのにこの種は見たのも初めて!
 夜は遅くまで頑張って、ついにこの日記を書き始め、写真館も手を付けた。どんどん進めないと溜まる一方なので頑張らねば。
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